費 用 (税込) |
2,500万円 |
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施工店 | LIXILリフォームショップ ライファ立川> |
結ALC版重量鉄骨造のこの建物は、建てられた当時から1階が飲食店の貸店舗で2階3階が住居でしたが、ご両親が他界されてしばらくは空き家になっていました。設計士だったお父様は駅近という立地もあって、ローンを支払う為店舗併用住宅としましたから建物は経済コストを優先したシンプルな建物でした。
50代の長男のご夫婦は近くのマンションに住んでいたのですが、殺風景なこの建物に住むのは躊躇されていたのですが住居らしくして欲しいというご依頼がありました。まずは外観のイメージとして昔ながらの木造住宅のイメージにしたいと思い、一部増築部分がありましたので正面部分の外壁材を杉板の南京下見板貼にしました。
1階店舗部分のところは全て撤去して車2台分のガレージと玄関にしました。車庫部分の壁と天井も松べニア合板貼の墨色染めとし腰壁を除く部分はアクセントとしてビビットなグリーン色で仕上としました。
LIXILのコーディネーターの方に当店を紹介して頂きました。
2年前に亡くなられたお父様が建てられ、ご自身も昔住まわれていたこの家は1階に飲食店が2件入っていました。その家賃収入はこの建物の建築費の支払いの原資として約30年に渡り助けてくれました。
空き家だったのを自分が引き継ぐ事になったのですが機能性だけを重視した重量鉄骨造ALC版張りのビル風建物だったので、一時売却しようとも思いましたが、父が設計した建物であり構造的にはしっかり作られていたので上手にリノベーションしてくれる業者はいないか探されていました。
自然素材を使った家をたくさん設計施工している当社への興味を示して下さり、当社のを全面的に信頼しておまかせして頂きました。今は独立している子供達もいずれ結婚して孫達が遊びに来られるような家であれば良いなというご要望もあり外部も内部も木の温もりが感じられるような家にしました。
当社の自然素材だけを使ったショールームに来て頂き、全てお任せしますという流れで進めていきました。
奥様は洗濯して洗濯物を干すという作業にすごくこだわりがありました。結果的にはユーティリティーが5帖と広いスペースになり、その際にバルコニーは狭かったので外壁を壊して広げました。アイロン台を兼ねたデスクと洋服入れや収納棚を設けました。
工事途中で解った事ですが奥様は色彩にこだわりがありブルー系とグリーン系の色は嫌いで赤やオレンジという暖色系が好きという事でした。ブルーとグリーン系が好きな私としては苦心しましたが様々なところに赤やピンクやパープル系の普段使わない色を使いましたが結果的には大変気に入って頂く事が出来ました。
但し1階車庫の腰壁は穴あき合板を使用しそこに奥様の嫌いなビビットグリーンを使いたいと思い使用しましたが、意外にもグリーンの嫌いな奥様が気に入ってくれたことは意外でしたが大きな喜びでした。
LIXILショールーム立川のご紹介であり担当のコーディネーター様は何回か当社をご指名頂き、当社の施工事例も知った上でプッシュして頂きました。
価格で勝負してくるリフォーム店が何軒か競合店でした。ご予算は1000万円位で考えておられた様でしたが最終的には2500万円という工事になりました。
コーディネーター様との連携やご提案した「自然素材を使ったリノベーション」が良かったのではないかと思います。
資金面では当社で取引の銀行を紹介させて頂きました。近くにお住まいなのに自ら現場に来られたのは数回しかなく全面的に当社を信頼して頂きました。
住設機器から内装材、照明器具に至るまでイケヤやニトリやネットでの商品も含めて当社でセレクトしたものに決定しました。
完成した建物を見てとても気に入って頂き、追加工事を入れた最終残金も値引きなしにご入金を頂きましたことはとても気に入って頂けたものと思っています。
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