家族構成 | 2人 |
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築年数 | 約34年 |
工 期 | 2ヶ月 |
費 用 (税込) |
1500万円 |
施工店 | LIXILリフォームショップ 熊本装新 |
まず、要望したのは防音性。国道のバイパスに面しているため、騒音・振動が大きかったためです。他には、対面式キッチンのある明るいLDKと、使いやすい動線をリクエスト。出産間近の娘が、子育てしやすい家を考えていきました。
防音に関しては、壁に防音対策を施し、サッシも入れ替えることで対応しました。また、壁の位置を動かしてLDKを拡大。玄関やお風呂・洗面スペースを広くするため、増築も行っています。トイレを広くとるなど、将来を考えたバリアフリー設計もポイントです。
和室だった部分にキッチンを移動。LDKには、家の強度のバランスを取るために新たに壁を設置しました。お風呂と洗面スペース、玄関は増築により面積を拡大。小さな子供への付き添い、そして将来のご両親との同居も見据えて車いすで入れるよう、トイレを広く取りバリアフリーに配慮しています。
元々、両親と二世帯で住むためにリフォームを考えていましたが、両親が介護のため祖母の家で暮らすようになり、私たち夫婦が住むことになりました。今までは、家の中が物で溢れていたり、壁や天井がタバコのヤニで汚れていたりと、掃除するのも嫌なほどだったのが、新築のように綺麗になって、とっても快適です。綺麗な状態を維持するために、以前よりも、まめに掃除をするようになりました。実は、私はあとひと月ほどで出産予定。新しくなった家で、家族3人の新生活が始まります。この家をプレゼントしてくれた両親には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
築34年とそれほど古くなく、躯体も傷んでいないことや、廃棄物を抑える観点から、建替えではなくリフォームを選択されました。建替えでは、解体や登記申請、引越しでお金がかかりますから、リフォームの方が経済的でもあります。リフォームを考える方の中には、「お風呂がダメになったから、今回はお風呂を新しく」と考える人もいますが、一箇所だけをリフォームしても、すぐにまた追加工事の必要がでてきます。そのため、将来必要になる部分も一緒に考えることが大事。また、若い人でも、将来を見据えたバリアフリー化を行うことをオススメします。「今、必要な家」だけでなく、「将来にわたって暮らす家」を考えることが大切なのです。
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熊本装新