施工例Ⅰ
巾木は床と壁が接する部分に取り付けるパーツです。
部屋の中で占める面積は決して大きくはありませんが、巾木は部屋のカラーリングや
イメージを左右する重要な部分でもあります。
そこで今回は、巾木の色選びのコツについてご紹介いたします。
巾木とは?
巾木には2つの機能的な役割があります。
▶壁を保護する役割
巾木は壁の最下部に取り付けるので、掃除の際に掃除機が当たっても壁に直接傷が
つく心配がありません
▶床と壁が接合する部分の隙間をふさぐ役割
床と壁の材料の端を隠し、見栄えが良くなるように調整する効果があります。
巾木の選び方
統一感のあるおしゃれな部屋を演出するには全体のカラーリングが大切です。
壁に合わせる
施工例Ⅱ
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巾木の色を壁に合わせると、巾木の存在を目立たせずに調和のとれた空間になります。
また、シンプルですっきりした印象となり、高さが強調され天井が高くみえるため、
吹き抜けのある部屋などにもおすすめです。
一般的な壁の基準色であるホワイト系なら、空間を広々と見せる効果もあります。
アクセントクロス入れる場合は、周りのパーツとの相性も考えながら決めましょう。
床に合わせる
施工例Ⅲ
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巾木の色を木目調の床に合わせると、統一感が生まれるだけでなく、引き締まった
見栄えとなります。また、床が広く感じて狭い部屋を広く見せられます。
濃い色ほど汚れやキズが目立たないため、用途によって選ぶのをおすすめします。
建具に合わせる
施工例Ⅳ
建具に合わせると建具枠と巾木がつながり、途中で色が途切れることがなく、
自然なイメージに仕上がります。
床の色と異なる建具を入れている場合は、アクセント効果も期待できます。
まとめ
一見目立たないように見える巾木ですが、実は部屋の印象を大きく左右する重要な
パーツです。部屋に合う巾木にすることで快適な住空間を実現することができます。
部屋の印象を変えたいときは、巾木のリフォームをぜひ検討してみてください。
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