今回は、寝室に適した照明をご紹介いたします。
寝室照明の主な種類
施工例Ⅱ
照明にはいくつかの種類があり、種類ごとに機能や使い方が異なります。まずは、寝室に適した照明の主な種類と、それぞれの特徴を押さえておきましょう。
シーリングライト
室内で使う照明として最も一般的なものが「シーリングライト」です。天井に取り付けて使用するため、部屋全体に光が行き渡ります。
寝室で使用する場合は、あおむけになったとき目に入る光の強さを調節できるよう、調光機能が備わった商品がおすすめです。LED照明なら、ベッドに寝た状態のままリモコンで光の色や強さを変えられます。
ペンダントライト
天井からコードやチェーンでぶら下げるタイプの照明が「ペンダントライト」です。天井にあらかじめ配線器具が備え付けられていれば、簡単に取り付けや交換ができます。
寝室で使う場合は、調光機能やオフタイマー機能が備わった商品や、ベッドに寝ながらリモコンでオンオフ
操作できる商品がおすすめです。
ブラケットライト
壁に取り付けるタイプの「ブラケットライト」は、天井に取り付けるタイプの照明と比べ場所をとらないため、圧迫感を軽減し部屋を広く見せられる特徴があります。
シーリングライトやペンダントライトを使っている場合、補助照明としてスタンドライトを置く人も多いでしょう。代わりにブラケットライトを補助照明にすれば、スタンドライトの置き場所を確保する必要がありません。
スタンドライト
主に補助照明として使用することが多いスタンドライトには、床に置くタイプのフロアスタンドと、ベッドの横に置くタイプのテーブルスタンドがあります。
メイン照明のみでは少し暗い場合や寝室に奥行き感を出したい場合は、フロアスタンドがおすすめです。おしゃれなインテリアとしても映えるでしょう。
寝室照明を選ぶポイント
施工例Ⅲ
光源が目に直接入らないこと
電球がむき出しになっているタイプのペンダントライトなどは、意識していなくても光源が視界に入ってしまう可能性があるため、寝室照明には向きません。
寝室に取り入れる照明は、できるだけ光源が覆われるタイプの商品を選ぶのがポイントです。シェード付きの照明なら、シェードで光源を隠せるため、光源が目に直接入らないようにできます。
温かみのある電球色を選ぶ
電球の色には、電球色・昼白色・昼光色などの種類があります。寝室で使う照明の色は、暖色系で落ち着きのある「電球色」がおすすめです。
電球色の照明は、明るさが弱くオレンジがかった色の光を放ちます。リラックスしやすいため、就寝前に心を落ち着かせるメリットがあります。目が疲れにくいことから、ベッドに寝ながらスマホや本を見たり、子どもに絵本を読み聞かせたりする際にも適しています。
調光機能付きが便利
寝室の照明は、光の強さを調節できる調光機能が付いた商品を選びましょう。特にシーリングライトは部屋全体を照らす特徴から、部屋が明るくなりすぎるため、夜は光量を調節できる機能が欠かせません。商品によっては、電球の色を変えられるものもあります。昼間は昼光色、就寝前は電球色に切り替えれば、寝室がより快適になるでしょう。
以上、寝室の照明についてご紹介いたしました。ぜひ参考にしてみてくださいね。