家づくりを考える際、「ニッチ」を取り入れたい方も多いのではないでしょうか。
そもそも「ニッチ」とは、住宅の壁の一部をくぼませてつくられた棚のことです。
見たことはあっても、名称は知らないという方が多いかもしれません。
主に飾り棚としての用途が多いですが、使い方によっては収納スペースにもなります。
今回はそんなニッチの活用アイデアを空間別でいくつかご紹介いたします。
玄関
外出する際や帰宅したとき、すぐ手に取ったり、掛けておけたりできるニッチがあると便利です。
毎日使うものを置いておくことで、外出する際に慌てることがなくなるかもしれません。
ほかにも、スリッパを収納できるニッチもおすすめです。
ニッチの手前にバーを取り付け、スリッパを並べて縦型に収納すれば、見た目もおしゃれに活用できます。
施工例Ⅱ
キッチン
キッチン周りに給湯器やインターホン、スイッチ等、まとまって配置するケースが多いかと思います。
これらのスイッチをただ並べるだけだと、何となく味気なかったり、ごちゃついた印象を受けてしまい
がちです。まとめてニッチの中に収めるだけで、壁がすっきりしておしゃれな空間に変わります。
施工例Ⅲ
ダイニング
キッチンの腰壁を利用して、ダイニング側から使えるニッチ収納がおすすめです。
アレンジ次第で飾り棚のような使い方ができたり、
マガジンラックとしてレシピ本やお気に入りの雑誌を並べたりと、見せる収納としても活用できます。
施工例Ⅳ 施工例Ⅴ
洗面所
洗面所には、何かと収納するものがたくさんあるかと思います。
特に洗面台まわりには、歯ブラシやスキンケア、化粧品など置くものが多く、
ごちゃごちゃしやすいです。洗面横にニッチを作ることで、よく使うアイテムを手に取りやすくなり、
見た目もスッキリ収納することができます。
他にも、タオルを収納したりと、洗面所の広さに合わせて作ることをおすすめします。
トイレ
トイレの収納におすすめなのが、トイレットペーパー用ニッチです。
よくある吊戸棚にストックしておくのも良いですが、便座に座った状態で取ることができないので、
手に取れる位置にニッチを作ると、座ったまま動作ができるので手間も省けます。
他にも、ニッチにディフューザーを置いたり、床に置きがちな掃除用具も収納することができます。
施工例Ⅵ 施工例Ⅶ
まとめ
今回は、ニッチの活用アイデアについてご紹介いたしました。
収納としてだけではなく、お客様を迎える玄関、家族がくつろぐリビングに飾り棚としての
ニッチがあるとおしゃれな空間を演出してくれます。
是非、使いやすいニッチを取り入れてみてください。