玄関はお客様が来客した際に、最初に目に入る場所になります。
家の中でも特に綺麗にしておきたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
ところが玄関は靴や傘、レインコート、遊び道具などちょっとしたものが貯まりやすい場所でもあります。
今回は、おすすめの玄関収納のアイデアを紹介いたします。
ウォークイン型
収納動線を完全に分離した、通り抜けしないタイプがウォークイン型になります。
玄関の土間からのみ入ることができるシューズクロークで、まとめて収納できるところが特徴です。
施工例Ⅰ
メリット
ウォークイン型は収納量が多いところが特徴です。
まとまった収納スペースをとることができるため、除雪道具・アウトドア用品・ベビーカーなど、
大きな物を収納したい方におすすめです。
また、ウォークイン型は収納したものを隠しやすい点もメリットです。
ウォークインと土間の間に扉を設置することによって、来客があった時に簡単に隠すことができます。
ウォークスルー型
ウォークイン型と異なり、通り抜けられるタイプのシューズクロークがウォークスルー型になります。
動線を家族用とお客様用に分けた形が人気で、動線がスムーズなところが特徴です。
施工例Ⅱ 施工例Ⅲ
メリット
ウォークスルー型は、玄関ホールと土間を繋ぐようにシューズクロークが設置されているため、
室内→靴を出す→履く→玄関へ移動するという動線がスムーズになります。
また、土間部分に仕切りをつくって家族用とゲスト用の玄関を分けることで、
ウォークイン型と同様にシューズクロークを来客から見えにくくすることができます。
シューズクロークの設置を後悔しないためのポイント
扉は、スペースの確保の点においては、開き扉よりも引き戸タイプの方が使いやすいでしょう。
引き戸には開き戸のようにドアの開閉時に必要なスペースの確保がいらないため、扉周辺に余裕が
できます。
▼湿気対策を行う
玄関は湿気がこもりやすいため、シューズクロークないも湿気対策を行いましょう。湿気対策をし
てないと、収納している靴やアイテムがカビてしまう場合があるのです。
そのため、換気扇を設置したり、除湿剤や除湿機を置いたりするとよいでしょう、また、天気のい
い日にはシューズクロークを開放して換気を行うのも、湿気対策のひとつとなります。
▼収納するアイテムはあらかじめ決めておく
シューズクロークに収納するアイテムはあらかじめ決めておき、きちんと整理しておくと使いやす
さやを維持できます。ルールを決めずにどんどん物を収納してしまうと、スペースがなくなり物で
あふれた状態となります。
そのため、持ち物の量を把握したうえで、必要な容量のシューズクロークを設置することをおすす
めします。
まとめ
シューズクロークはタイプによって使い勝手が異なります。
どのように使いたいか、何を収納したいかを考えてシューズクロークのタイプを
決めていくことが大切です。
間取りを決定する際には、他の部屋との関係や全体のバランスをみて計画するようにしていきましょう。