浴室の窓にブラインドをつけるというリフォームは多くの家で採用されています。
今回は、浴室の窓にブラインドをつけるメリットとその種類についてご紹介いたします。
メリット
1.カーテンよりもカビが生えにくい
お風呂の窓の目隠しとしてカーテンを使っている家もありますが、
カーテンはカビが発生しやすいという問題があります。
素材を選べばカビを抑えることはできますが、カーテンの選択肢は狭まってしまいます。
それに比べてブラインドは、金属で作られているものも多く、カーテンほどカビにくく
なっています。日頃の掃除も必要ですが、お風呂に入った後にシャワーで汚れを流す程
度で十分なのでお手入れも簡単です。
2.いつでも換気できる
ブラインドは目隠しをしている状態でも隙間があるので、窓を開けていると空気が流れ
てきます。このため、換気をしながら入浴することも、掃除をすることもできます。
夏の暑い日に窓を開けての入浴は、快適なのでおすすめです。
3.外からの目隠しになる
大きな窓で開放感を得たいときに、カーテンをつけてしまうと開放感を味わうことがで
きなくなってしまいます。そういう際に開閉具合を調整できるブラインドが効果的で、
プライバシーを守りながらも開放感を維持することができます。
ブラインドの種類
ブラインドですが、選ぶ前に知っておきたいのがその種類についてです。
お風呂に設置するブラインドには、大きく分けて4つの種類があります。
◇横型ブラインド
横型ブラインドは、スラッド(羽根)の角度を調整することができ、より多くの光を取り
入れることや、外からの視線を完全にシャットアウトすることも可能です。
素材はアルミ製が多く、塗装をしてあるので色の種類も豊富です。
大きなサイズになると重たくなりやすく、昇降させるのが大変というデメリットはあり
ますが、きれいな状態を保ちやすいです。
◇縦型ブラインド
デザイン性の高いブラインドとして人気が高いのが、縦向きにスリットの入った縦型
ブラインド(バーチカルブラインド)です。素材は布製のものが多く、動作が軽いと
いうメリットがあり、さらに色も豊富なので若者を中心に人気があります。
もちろん、横型ブラインドと同じように羽根の角度を調整できますが、風が入ってく
ると変形してしまい、外の視線をカットできないことがあります。
このため、入浴中に窓を開けて開放的にしたいという人にはあまり適していません。
◇ウッドブラインド
ウッドブラインドは横型ブラインドの一種で、素材が木で作られています。
このため、アルミ製と比べると耐水性や耐カビ性では劣りますが、アルミ製にはない
木の温もりがあります。
デザイン性が高く、ナチュラルインテリアが好きな方に選ばれています。
ただ、お風呂で利用する際にカビの発生などが気になる際には、ウッドブラインドに
見えるアルミ製ブラインドも増えているので、オシャレかつ簡単にお手入れできます。
◇ロールスクリーン
ブラインドではありませんが、布を巻いて開閉するロールスクリーンも、窓の目隠しと
して使われることの多いアイテムです。
とても軽くて取付けが簡単ですが、閉めたときに空気の流れを止めてしまうので、換気
性がカーテンと変わらないというデメリットがあります。
また、薄いロールスクリーンの場合には、内側のシルエットが透けて見えることもある
ので、選ぶ際には光の具合によって透けないことをチェックすることが大切です。
お風呂をすっきりとしたデザインにしたいときにおすすめのアイテムです。
まとめ
浴室用のブラインドは種類も多くあり、様々なカラーから選ぶことができます。
是非、お家に合った浴室ブラインドをつけてみてください。
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