襖は、広い部屋を仕切るための「間仕切り」として使われており、
襖の柄や色味の種類は豊富にあります。
和室全体や内装の雰囲気に合わせて、選ぶことができます。
今回は、襖についてご紹介いたします。
襖とは?
襖とは、日本に古くから伝わる部屋の仕切る建具のことです。
基本的な構造は、木の枠組みに和紙を貼って作られています。
使用する素材によって特徴が異なり、以下の大きく4種類に分けることができます。
1.本ふすま
・中子骨が組み込まれてあるため、ねじれにくく剃れにくい
・和紙を何重にも重ねてあるため、何度でも張替えができる
・下地との間に隙間があるので通気性が良く、湿気の調整をする効果もある
2.戸ふすま
・ベニヤ板で作られているため、重くて丈夫
・壁紙のアレンジがしやすいため、洋室と和室の仕切りに用いられることが多い
・部屋の雰囲気に合わせて貼り分けが可能
3.ダンボールふすま・発砲プラスチックふすま
・軽量で、コストを抑えられる
・量産ができる
・枠が外せないため、張替えが難しい
襖の魅力
襖は壁紙だけでなく、引手や縁などもデザインが豊富で形状も様々あります。
自分の好みに合った素材や色を選ぶことができ、特別な襖に仕上げることができます!
劣化してしまっても貼り替えができるため、新たな雰囲気に変えることも可能です。
まとめ
襖のデザインと言うと、白やベージュを基調としたシンプルなデザインを一番に思い浮かべると思います。
しかし、その白の中にも微妙な柄や素材の違いによって部屋の印象ががらりと変わったり、
他にも独特なものであったり、明るくポップで現代的なデザインのものもあります。
是非、住まいにぴったりのおしゃれな和室をつくってみてはいかがでしょうか。
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