日本の住宅は、2階建て以上が多い傾向にあります。
今回は、階と階をつなぐ役割をする階段の種類についてご紹介いたします。
階段の形状は主に4種類
直階段
上階から下階まで折れ曲がることなく、一直線に結ばれている階段のこと。
一般住宅で最も多く使用されているタイプで、見通しの良い階段です。
構造がシンプルであり、少ないスペースで設置できるため階段の中でも安価に施工することができます。
かね折れ階段
L字に曲がっている階段で、途中に踊り場があります。
折れている分直階段よりも広い面積が必要になってきますが、吹き抜けに設置することで開放感と、アイレベルの変化も楽しむことができます。
周り階段
U字に曲がっており、途中に30°または45°に分割した三角形の踏み板(段板)を設けた階段です。
らせん階段
上から見ると円形になっている階段で、らせん状に回りながら昇降します。
階段で唯一曲線が用いられており、デザイン性の高いフォルムが人気です。
広い住まいでしか設置できないのではないかと思われるかもしれませんが、実は狭小住宅でも設けることができます。
まとめ
以上、基本形状の階段をご紹介いたしました。
階段はインテリアの一部として、美しい構造を表現できるものです。毎日通る部分になりますので、通路としてだけではなく、細部までこだわった階段づくりをしてみてはいかがでしょうか。
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