先日、2017年10月のオープン以来好評の"住まいの性能の違い"を実際に比較しながら体験できる施設『住まいStudio』へ、社員研修としてお伺いしました！

『住まいStudio』は、住まいの性能も重要な住まいづくりの要素の一つであるという事に気づいていただくための施設です。長く住まう我が家だからこそ、図面や数字だけではわからない"住まいの断熱性能の違いによる快適さ"を、実際に体感して理解していただくために作られました。健康維持と快適性向上を主目的とした住まいが、どれほどの効果があるのか実際に体感していただけます。

施設内には大きく「冬体感」と「夏体感」の2つの体験エリアを設けています。「冬体感」では「昔の家（省エネルギー基準：昭和55年基準）」「今の家（省エネルギー基準：平成28年基準）」「これからの家（HEAT 20 G2）※」を設置し、各時代の断熱性能の違いを、室内温度と体感温度の違いやサーモグラフィなどを見ながらそれぞれを比較体感していただけます。

また、「夏体感」では真夏の日差しを再現したリビングで、南からの強い日差しや強烈な西日に対し、日差し対策による効果を体感することができる展示になっています。
※居住者の健康維持と快適性向上を主目的として民間団体・有識者で設立された委員会（HEAT20：「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」）で定めたより高い断熱グレードによる住宅

早速、研修レポートをお伝えします。

エントランスでは「一度建ててしまうと簡単に取替えができないもの」というテーマの映像を見て、昨今の気温の動向や快適さについて学びます。

室内における冬体感コーナーでは、「昔の家」「今の家」「これからの家」という断熱性能の違う3つの家を体験できます。

上の写真は、スリッパを脱いで床の温度を体験しているところです。

住まいの性能の進化とともに変化していった窓際の寒さや結露の状況、室内の温度ムラ、部屋間の温度差など住宅の快適性の違いを、サーモグラフィなどを使って比較体感できます。

室外0℃設定の冬体感コーナーでは、開口部からどれだけ熱が移動しているかが実感できます。

普段は見ることができない壁の中の断熱構造が展示されています。快適さを体験してきたばかりなので、技術の進歩に目を見張ります。

夏体感では真夏の日差しを再現したリビングで、日差し対策やその効果を体験します。南からの強い日差しや強烈な西日などを、オーニングやシャッタータイプの日よけで遮ります。

窓比較のコーナーでは、素材ごとの特性や、フレーム材質やガラスの違いによる窓の断熱性能を、直接手で触れることで違いを体感できます。素材ごとの熱の伝わりやすさや強度、フレーム材質やガラスの違いによる窓の断熱性能などを比較することができます。

以上、簡単ではありますが『住まいStudio 東京』の研修レポートとなります。家の不満に挙がりやすい「冬の寒さ」や「夏の暑さ」「光熱費」といった要望に対して、リフォームでいかに解決できるのかという答えを体験できる施設となっていました。

リフォームを検討されている方にとって、住まいの快適性はとても重要な要素になります。しかし、実際には間取りやインテリアのデザイン、キッチン、浴室など目に見える部分のみに手を加えて、施工後に住まいの性能（主に断熱性能）に関する部分が心残りになってしまった、という声が多くありました。現在リフォームをお考えでしたら、まず一度『住まいStudio』にお越しいただき、"住まいの断熱性能による快適さ"を実際に体感してみてはいかがでしょうか。

おすすめ情報『【LIXIL快適暮らし体験 住まいStudio】最先端の断熱技術を体験できるショールーム』では、より詳しく『住まいStudio 東京』についてご紹介しております。

『住まいStudio』は完全予約制になります。ご予約は下記リンクよりお願いいいたします。

住まいStudioご来館予約（外部サイト：住まいstudio東京）