先日、なが~いお付き合いのお客様よりお電話がありました。
お客様「1ヶ月くらい前からキッチンのまわりに小さい虫を見かけるようになって。排水口のまわりをアルコール除菌してその時はいなくなるんだけど、またしばらくすると現れるのよ。どうにかならないかしら?」と・・・
うーむ・・・お客様のお宅はシステムキッチン。
かならず虫や臭気をシャットアウトするための「トラップ」があるはず・・・
【シンクの排水口】
キッチンシンクの排水口、一番上のカバーを開けると、ザル状のゴミ受けがあります。
その下にはカップのようなカバーがあり、それを外すとドーナッツ状に水が溜まっています。
これが「トラップ」。
別名 「封水(ふうすい)」←字のごとし)
真ん中のパイプが排水管につながっていますが、このトラップにある水で、虫や臭気を遮断しています。
【シンク下側】
シンクの下の排水管がS字を横にした形に曲がっている「S字トラップ」
この管の中に水が溜まり、虫も臭気もシャットアウト!
「封水」完成!
トラップがしっかり設置されているシステムキッチンなので、
虫の出現は謎に包まれました。
そこで、わが社の謎解き屋さん、町さんに出動依頼!こころよく当日出発!!
シンクまわりを見ても、トラップは問題なし。
なので床下の板を外し、シンク下で排水管パイプが接続されている部分を確認すると
うわ!防臭キャップがずれてた~!この隙間から虫が出てきてたんですね・・・
防臭キャップは、キッチン排水パイプと建物の排水管の接続部分に取り付ける部品。
普段私たちが目にする場所ではないところでした。
いくらトラップがあっても、その手前での不具合には意味を成しませんね。
町さんが手際よくはめ直し、テープ巻でふさいで一件落着しました。
そういえば2ヶ月前くらいに、他社さんキャンペーンでキッチン水栓を交換したそうです。
もしかしたらその時に、少しずれてしまったのかもしれませんね。
ハウズ武蔵野では、いろいろなお悩みを解決しています。
意外と簡単なことが、長年のお悩みの原因なこともあります。
謎解き屋 町さん談
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