侵入からわが家をガード! 【玄関の最新防犯機能4選】
住まいへの侵入経路として、窓の次に多いのが「玄関」。
玄関ドアを選ぶ際、まずデザインに目がいきがちですが
大切な家族や住まいを守るためには
しっかり防犯対策されたドアを選ぶことが大切です。
今回は、侵入の手口に応じた玄関ドアの最新防犯機能をご紹介します。
ピッキング対策
特殊な工具を使ってカギを短時間であける手口が「ピッキング」。この手口に対応したカギでなければ、1分もかからずに室内に侵入されてしまうといわれています。
一般的にカギの形状が複雑になるほどピッキングされにくく、複製も困難になります。ピッキング対策には、表面に多数のくぼみがついた「ディンプルキー」や、100億通り以上のキーパターンを持つ「ウェーブキー」がおすすめです。
また、ドアに2つロックが付いていれば、ピッキングに時間がかかるため、防犯性がさらに向上します。
こじ破り対策
バールなどの工具をドアと枠の間に差し込み、てこの原理でカギを破壊して侵入するのが「こじ破り」です。
こじ破り対策としては、工具を差し込んでも解錠できないよう、強度のあるデッドボルト錠を選ぶことが大切。鎌付きのデットボルトならかみ合わせが強化され、こじ破りに対する抵抗力が高まります。
「防犯建物部品」について
侵入者がピッキングなどの行為を開始してから、建物の内部に侵入が可能になるまでの時間を「抵抗時間」と呼びます。「防犯性能の高い建物部品」は、各商品ごとに定められた試験を行ない、抵抗時間が5分間以上であることを確認された部品です。
サムターン回し対策
サムターンとは室内側のドアについているカギの"つまみ"のこと。ドアに穴をあけたり、ガラスを破ってこのサムターンを解錠してしまうのが「サムターン回し」です。
サムターン回し対策としては、とにかくサムターンを回させないことがポイント。サムターンの取り外しが可能なドアであれば、外から手を差し込んで解錠される心配がありません。また、ガラス破りを防ぐために、破壊されにくい「防犯合わせガラス」にしておくとより安心です。
無締まり対策
うっかりドアのカギをかけ忘れて外出してしまう...。そんな経験はありませんか?そんな無締まり状態を狙っている泥棒もいます。
自動でカギが閉まる「電気錠」を採用すれば、カギのかけ忘れを防止できます。玄関キーを電気錠にすれば、スマートフォンやリモコン、カードでピッとカギを開閉でき、防犯面の強化に加えて、便利さのアップにもつながります。
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