吹田市に雨漏りの検査に行ってきました。
3年前に立派なホームページがあり、フランチャイズ展開している
塗装屋さんに屋根と外壁の塗り替え工事をされていて
先月の大雨の際に雨漏りしたので水廻りの設備交換工事と共に
屋根の雨漏りの相談をご依頼頂きました。
雨が強く降った時に雨漏りが起きる原因として想定していた
棟付近にはご覧のように鋼板で補修している状態でした。
前回の補修が原因かは不明ですが、カラーベストを剥がせば
大工工事が発生する事が予想わかっていたはずで、
工事代金を抑える為なのか?
契約後の追加工事が発生する事をお伝えしていなかったのか?
わかりませんが、鋼板で簡易的にカバーしただけで工事を終えた状態でした。
カラーベストが耐久年数を越えているにも関わらず
塗装工事で進め、こうなる事がわかっていて
葺き替えやカバー工法より安い見積りと写真付きの
現場調査報告書で塗装工事を提案する業者がいます。
本業であるはずの塗装の仕上げもカラーベストと
カラーベストの間に塗装が入っている状態が何ヶ所もありました。
当然、塗装工事の完了報告書はなく、保証書一枚のみ渡された状態でした。
屋根材がカラーベストで20年以上、塗装工事をせずにきてしまった屋根は
塗装工事だけでは、屋根素材の劣化を防げない事をご理解ください。
今一度、押し入れにしまっている新築お引渡し、もしくは仲介売買決済後に
手渡されたハズの瑕疵保険や建築会社の保証期間をチェックしてみてください。
今回のように20年以上、補修をせず、カラーベスト屋根のメンテナンス工事で
相見積になった際、塗装だけの提案をするリフォーム業者が必ずいます。
屋根の専門業者が屋根の状態を見た上で見積りを提示するので、
「カバー工法は、雨漏りする!という説明をする業者がいれば、
相見積りをオススメします。
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