東京都 葛飾区 K様邸 2019年4月 6日
築40年の再建築不可物件を新築同様にしたいというお話しでした。1階で陽が入らず昼間でも薄暗いダイニングキッチンでしたが、どうしてもキッチンは1階が良いとのことでした。そのため窓の位置や場所を工夫することで陽が部屋の奥まで取り込めるようにしました。
LIXILリフォームショップセイズ 店長 森田 直哉
築40年、過去に度重なる改築を繰り返してきた結果、建物の構造は決して良くなく、耐震性能を測る数値の上部構造評点は基準をかなり下回る0.31でした。もちろん断熱材もほぼ入っておらず、とても安心して快適に暮らせる住環境ではありませんでした。今回、耐震性能・断熱性能・収納力の3つをテーマとしてリノベーションを行いました。耐震性能は、構造金物を使いバランスよく耐力壁を配置することで上部構造評点を基準値の1.0をはるかに上回る2.01まで上げることができました。断熱性能は、床下を基礎断熱に改良して、さらに屋根や壁を含む家全体を吹付け硬質ウレタンフォームで包み込むことにより気密性も高くなり、断熱性を向上させることができました。収納力は、タンスなどの家具を置かない生活にするために、各部屋に必要な分の収納量を確保しました。その結果、物が散らかることなく取り出してはしまえるようになりました。全体的に、ゾーニングと生活動線を配慮し、家族のライフスタイルに合った空間を実現しました。建て替えることのできない再建築不可の建物でも、柱や梁をしっかりとメンテナンスすれば新築同様の建物に生まれ変わり、性能面でも新築以上の高性能を実現することができます。
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担当者コメント
LIXILリフォームショップセイズ 店長 森田 直哉
築40年、過去に度重なる改築を繰り返してきた結果、建物の構造は決して良くなく、耐震性能を測る数値の上部構造評点は基準をかなり下回る0.31でした。もちろん断熱材もほぼ入っておらず、とても安心して快適に暮らせる住環境ではありませんでした。今回、耐震性能・断熱性能・収納力の3つをテーマとしてリノベーションを行いました。耐震性能は、構造金物を使いバランスよく耐力壁を配置することで上部構造評点を基準値の1.0をはるかに上回る2.01まで上げることができました。断熱性能は、床下を基礎断熱に改良して、さらに屋根や壁を含む家全体を吹付け硬質ウレタンフォームで包み込むことにより気密性も高くなり、断熱性を向上させることができました。収納力は、タンスなどの家具を置かない生活にするために、各部屋に必要な分の収納量を確保しました。その結果、物が散らかることなく取り出してはしまえるようになりました。全体的に、ゾーニングと生活動線を配慮し、家族のライフスタイルに合った空間を実現しました。建て替えることのできない再建築不可の建物でも、柱や梁をしっかりとメンテナンスすれば新築同様の建物に生まれ変わり、性能面でも新築以上の高性能を実現することができます。