杉に含まれる成分「セドロール」
「セドロール」には、人に優しい効果がたくさんあります。
※写真:豊田市立寺部小学校
強いストレスを受けると活性が高くなる物質アミラーゼ。
ある実験で、杉の香りは、アミラーゼを低下させ、逆に、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を高めるということがわかりました。
杉の香りは、血圧や脈拍数が低下したり、気分を落ち着かせたり、自律神経が整い疲労回復に役立ち、睡眠の質も良くなります。
また、杉材を使用した学校の調査では、杉の成分により集中力が高まり子供の勉強がはかどるという結果がでています。
さらに杉は、湿度が高くなると水分を吸収し、低くなると水分を出してくれる働きがあり快適な湿度を保ってくれるので、細菌やウィルスの増殖を防ぎ、インフルエンザや風邪もひきにくいとされています。
これからは、学びの場であり、多くの時間を過ごす学校は、国産の木材を利用したものが増えていくそうです。
住宅にも、杉は抗菌・防虫作用に優れているので、ダニやシロアリやゴキブリの発生・繁殖を抑えてくれるので住まいの木材としても広く活用されています。
今は、自粛の時。日々の生活で多くのストレスを抱えてしまっていると思います。ゆったりと木の香りを楽しみ、体と心をリフレッシュしてみませんか。
※実験調査資料:林野庁より
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