11月も中旬となり、だいぶ気温が下がってきました。日によっては12月並みの寒い日もあるので、お出かけの際には、暖かい服装を心がけましょう。
これから年末にかけてキッチンの出番が多いのに、キッチンは調子悪いけど、まだ交換は早いかもと不便を感じながら使われている方は、案外多いかもしれませんね。何年目で交換すべきでしょうか。設備別に耐用年数のお話をしますので、参考にしてください。
①換気扇（レンジフード）
レンジフードの寿命は、8～10年になります。吸い上げる油は蓄積されるとモーターを劣化させてしまうので、普段からこまめなお掃除が必要です。交換の目安は、下記状況の場合です。
〇稼働しない 〇ファンの回転が不規則 〇カラカラやゴーといった異音がする 〇掃除をしても取れない汚れがついている
②食洗機
一般的なものは10年が耐用年数になります。使用頻度により差が出てきます。食洗機は目に見える部分だけでなく、排水管の中など目に見えない部分にまで、頑固な汚れが蓄積され、お手入れは意外と大変です。手洗いをするよりも、楽にできるので、使い続けたいのですが、下記の状況がでたら、交換の時期になります。
〇電源が入らない 〇エラーコードが出ている 〇汚れが落ちなくなった/乾燥しなくなった 〇異音がする 〇振動がある 〇水漏れがある
③ガスコンロ（ビルトインコンロ）
基本的には耐用年数は10～15年ですが、不具合が生じたらすぐ交換が必要です。交換の目安は下記の通リになります。
〇ガスコンロの火が付かない 〇すぐに火が消えてしまう 〇ガスの臭いがする 〇火力が調節しても変わらない 〇異音がする
④IHクッキングヒーター
耐用年数は10～15年になります。交換の目安は下記の通リになります。
〇電源が入らない 〇温度調節ができない 〇異音がする 〇ひび割れや損傷が見られる
⑤蛇口・水栓
耐用年数は8～10年になります。毎日使う場所なので、部品の劣化が激しい場所になります。水は金属を腐食させ、ゴムのパッキンも劣化させます。
交換の目安は下記の通リになります。
〇水漏れがある 〇レバーが固い・蛇口が回らない 〇ガタついている
⑥シンク
耐用年数は15～20年になります。基本的に水を使う場所で汚れるのが前提になりますので、丈夫にはできています。しかし、下記の状況になったら交換の時期になります。
〇ひび割れや傷がある 〇変色や退色が見られる 〇掃除しても汚れや錆がとれない
⑦天板（ワークトップ）
耐用年数は15～20年になります。キッチンの天板は、食材をはじめ色々なものを扱う場所のため、意外に老朽化が早い場所になります。下記が交換の目安になります。
〇ひび割れや傷がある 〇変色や退色がみられる 〇掃除をしても汚れや錆がとれない
⑧床材や壁
耐用年数は10年～15年。キッチンで作業していてストレスを感じる場合はリフォームを検討する時期になります。交換の目安は下記の通リになります・
〇取れない油汚れがついている 〇美観が損なわれている 〇劣化により剥離や変形をしている 〇湿気による腐食があり強度が弱くなっている
床材や壁を新しくすると、気分が一新でき、家の雰囲気も変わりリフレッシュできます。
⑨排水管
耐用年数は20～35年になります。キッチンのリフォームの際忘れがちなのが排水管です。交換の目安は下記の通リになります。
〇水漏れがある 〇臭いがする 〇水が流れない
特に水漏れが発生した場合は、二次災害に繋がりますし、再発の可能性が高いので、修理でなく交換の検討をしましょう。
耐用年数以外でも、キッチンのリフォームを考えるタイミングがあります。
〇使い勝手に不便を感じた 〇機器が故障した 〇最新の設備にみりょくを感じた 〇ライフスタイル・家族構成の変化
変化に応じて新しいものに変える検討もなさってみてはいかがでしょうか。参考になりましたでしょうか。そうは言っても高価なものなので、中々決断が難しとは思います。
