網戸の掃除方法
網戸は汚れていないように見えても、少し触るだけで服や手が真っ黒になってしまうこともありますよね。網戸を通して部屋に汚れが入ってしまうのも困りもの...。ここからは、網戸を外さずにできるお手軽な掃除方法を紹介します。
新聞紙を当てて掃除機で吸う
新聞紙を使えば、網戸は設置したままで大丈夫。たった10分程度で両面がきれいになりますよ。
- 網戸の外側に新聞紙をあてて、養生テープやガムテープで固定する
- 汚れの少ない内側から掃除機をかける
- 新聞紙を張り替え、外側に掃除機をかける
もし衛生面が気になるなら掃除機のヘッドにストッキングをかぶせましょう。ヘッドが直接触れないので、抵抗なく使えて便利ですよ。
普段のお手入れはハタキ
週1程度でハタキをかけて、ゴミやホコリを落とすのがおすすめです。網戸のフレームや窓枠のレール部分のホコリも忘れずにかきだしてください。
こまめに掃除しておくことで、汚れの溜まるスピードを遅らせることができます。
頑固な汚れには重曹
細かい汚れなら掃除機で十分ですが、頑固な汚れがある場合は重曹を活用しましょう。
- 水100ccに重曹小さじ1杯を混ぜて重曹水を作る
- 重曹水をスプレーで吹き付けて、10分ほど放置する
- たたくようにして、ぞうきんで拭き取る(メラミンスポンジでこするのもOK)
- 両面を空拭きする
汚れを拭き取るときに力を入れ過ぎると、網戸が破れたりたるんだりしてしまうので注意してください。重曹をかけてから時間を置くことでなじみ、軽い力でもしっかりと汚れが取れるようになります。
雨戸の掃除方法
雨戸はスチール製なので、汚れたままにしておくとサビや腐食の原因になります。だからこそ、簡単なお手入れ方法を知って、定期的に掃除することが大切です。
内側は中性洗剤とスポンジ
雨戸の室内側は大量の水を使えないため、中性洗剤とスポンジを使いましょう。
- 中性洗剤(台所用洗剤)をぬるま湯で薄める
- 洗剤をスプレーで雨戸に吹き付けてから、10分ほど放置する
- スポンジでやさしくこする
- 乾いた雑巾でしっかりと拭き取る
特別な道具は必要ないので、思い立った時に手軽にできます。ぜひ定期的なお手入れとして取り入れてみてください。
外側は水とブラシ
雨戸の外側は、晴れている日に掃除しましょう。洗った後に自然乾燥ができるので、手間が省けます。
- ホースで水をかけるか、バケツに水を用意する
- ブラシや雑巾を濡らし、雨戸の上から下に向かってこする
基本的には水だけで十分きれいになりますが、泥はねなどがある場合は水に中性洗剤を1〜2滴混ぜると効果的です。入れすぎると泡立ちが良すぎるので、ほんの少しで大丈夫です。
水を流せない場合はホウキ
「ホースが届かない」などの理由で水を流せない場合は、座敷ホウキで掃除しましょう。座敷ホウキは室内を掃除する用のホウキで、やわらかくしなるため、雨戸を傷つけずにホコリをかき出せます。
また、濡れていなければ化学モップもおすすめです。化学モップのヘッド部分は化学繊維。着塵剤が塗ってあるので、軽く触れるだけで簡単にゴミを絡め取ることができます。
シャッターの掃除方法
窓やガレージのシャッターには、サビが発生しにくいアルミニウムやステンレスが使用されており、防サビ塗装も施されています。しかし、メンテナンス不足や海沿いにお住まいの場合など、状況によってはサビが発生することもあります。
年に1〜2回は掃除を行い、シャッターをきれいに保ちましょう。ここからは、自分でできるお手入れ方法を紹介します。
濡れ雑巾で拭き取る
シャッターの表面に付いたゴミやホコリ・砂は、濡れ雑巾だけで簡単に落とせます。
- ガイドレールやスラットのゴミをブラシでかき出す
- シャッターを閉める。電動の場合は電源をオフにする
- 水をたっぷり含ませた雑巾やスポンジでシャッターの表面を拭き取る
- 乾いた布でしっかりと水分を拭き取る
水分が残っているとサビが発生しやすくなるため、注意が必要です。
重い時はシリコンスプレー
シャッターの動きが悪い時は、掃除の後にシリコンスプレーを吹きかけるのがおすすめです。シリコンスプレーはシャッターの開閉をスムーズにするだけでなく、表面を汚れや傷から守る効果もあります。
シリコンスプレーはホームセンターや100円ショップでも購入できますので、探してみてください。
サビがあったら紙ヤスリ
シャッターにサビが見つかっても、金たわしやワイヤブラシでこするのはNGです!傷の原因になってしまいます。
目の細かい紙ヤスリ(サンドペーパー)を使うのがおすすめです。軽い力でこすり落とせるので、シャッターを傷つけずにサビを取れます。サビを落とした後は、防サビ塗料を塗っておきましょう。もしサビがひどい場合は、無理をせずに修理業者に相談してくださいね。
まとめ
今回は網戸・雨戸・シャッターのお手入れ方法を紹介しました。「外さないと掃除できない」と思っている方も多いですが、意外と簡単にお手入れすることができます。
この記事を参考に、窓まわりを定期的に掃除しお住まいをキレイに保ちましょう!
一覧へ戻る