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クロスのひび割れ

夫婦岩崩落!

先ほどそんなニュースを見ました。

ここ最近千葉県で頻発している地震の影響か!?との事で・・

本当に怖いです。。。

東日本大震災から今月11日で13年です。

あの時の恐怖を忘れず、皆備えをしっかりしつつ何事もなく

このまま落ち着いてくれることを祈ります(>_<)

さて地震と言えば地震の影響だけではありませんが、いろんな要素で

お家のクロスにひび割れ?亀裂が入ってしまった方もいるかと思います。

今日はそんなクロスについてのお話です。


壁紙にひび割れが!!これって大丈夫?発生する理由と対処法

 

 

壁紙にひび割れが起こる主な理由と症状

壁紙にひび割れが起こる理由としては、次のようなものが挙げられます。

 

壁紙の伸縮

壁紙に利用される塩化ビニールは、温度の変化により伸び縮みする性質があり、熱で伸びたり寒さで縮んだりします。そのため寒暖差が激しい状態が続くと、継ぎ目部分に少しずつ隙間が生まれ、まっすぐ線を引いたようなひび割れを起こす場合があります。

 

木材の伸縮

新築住宅で特に起こりやすいのが、木材の伸縮によるひび割れです。住宅建築で使用する木材は変形を防ぐためにあらかじめ乾燥させますが、伸縮がなくなって状態が安定するまでは2年程度かかると言われています。この間に木材が伸び縮みを繰り返すと、壁紙に負荷がかかり、隙間や亀裂発生の原因となります。

 

揺れや振動などの衝撃

ドアや窓サッシの付近には、開け閉めする度に揺れや振動が積み重なって「開閉クラック」と呼ばれるひび割れが発生する場合があります。開閉クラックはドアや窓枠の角周辺に集中して発生し、時間が経つと下地部分までダメージが進行していきます。

 

こうしたひび割れは構造上の欠陥ではないため、慌てて対処する必要はありません。見た目が気になるようなら部分的な補修を検討してください。

 

対処が必要なひび割れは?

壁紙のひび割れは、そのまま放置しても問題ないものがほとんどですが、状態によっては建物の倒壊リスクを高める危険性があります。ひびの入り方から緊急度を判断しましょう。

 

  • 対処不要なひび割れ

直線状に細長く入ったひび割れは、壁紙と壁紙の継ぎ目部分にできた隙間の可能性が高いと考えられます。危険なひび割れではないので、急いで補修する必要はありません。また、ドアや窓サッシ付近の壁紙にあるひび割れも、開け閉めによる揺れや振動の積み重ねで自然にできてしまうため、過度に心配しなくても大丈夫です。

 

  • 原因を調査した方が良いひび割れ

壁紙の継ぎ目部分以外にできるひび割れは、壁紙の経年劣化や、下地・壁紙の材質に起因して発生します。基本的に、塗り替えや張り替えなど表面上の補修で対処できますが、DIY補修にするか業者に依頼するかは程度に応じて判断してください。

 

  • すぐに修繕が必要なひび割れ

特に注意したいのは、壁紙の継ぎ目やドア・窓サッシの周辺以外の場所にできた、下地自体のひび割れです。地震などの災害により地盤沈下が発生すると、建物全体が歪んだり傾いたりして下地ごとひび割れることがあります。この場合、建物の基礎部分からダメージを受けている可能性も考えられるので、専門業者に点検を依頼した方が良いでしょう。

 

ひび割れを見つけたときの対処法

壁紙の隙間やひび割れは、基本的に構造上の問題はありません。ただし居住空間の美観は損なわれるため、気になる方は次の手順で対処してください。

 

  • DIYで対処する

軽微なひび割れは、市販のコーキング剤を使用して補修することができます。ホームセンターなどで壁紙と同系色のコーキング剤を用意したら、壁紙と壁紙の隙間を埋めるように少しずつ塗ってください。補修部分のまわりを事前に養生テープで保護しておくと、塗り終えた後の片付けが楽になるのでおすすめです。

また、広い範囲でひび割れが発生している場合、部分補修では足りないため、壁紙全体を張り替える必要があります。DIYでの張り替えも可能ですが、下地処理からすべて自分で行うため、慣れていない人にはハードルの高い作業です。

 

  • 業者に依頼する

業者に壁紙補修を依頼するときの費用相場は、隙間を埋める程度の作業であれば1箇所あたり5,000円〜10,000円、壁紙全体の張り替えが必要な場合は6畳で40,000円〜50,000円です。こちらに別途、材料費や出張費がかかることがあります。

コスト面だけ見るとDIYが有利ですが、仕上がりは業者に任せた方が綺麗です。コストを抑えることを最優先に考えない限り、張り替えが必要なレベルの補修は業者に任せた方が安心かつ確実と言えるでしょう。

 

災害後のひび割れには

地震や台風など自然災害の影響によって壁紙がひび割れた場合、地盤沈下によって住宅が傾いている可能性があります。この状態が続くと、基礎部分が住宅を支えきれず、壁に大きな亀裂が生じたり建物が倒壊することがあるため危険です。最悪の場合、大規模な地盤補修工事が必要になるかもしれません。災害後にひび割れを見つけた場合、念のため住宅会社に建物全体の検査を依頼してください。

 

 

まとめ

壁紙のひび割れのほとんどは建物自体に影響がなく、見た目を気にしない限りは、補修を急がなくても問題ありません。ただし、ひび割れの種類や程度によっては、すぐに対処した方が良い場合もあるため注意が必要です。セルフチェックでの判断が難しいと感じたら、住宅会社や専門業者に一度確認してもらう方が良いでしょう



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