去年の暮れに母が亡くなりました。
亡くなって5ヶ月過ぎました。
今でも一人になると悲しくて仕方ありません。
母とはとりたてて仲が良かったわけではありません。むしろ逆で、会えばケンカばかり。相性が悪いとずっと思ってました。
去年の1月から入退院を繰り返し、あっという間にいなくなってしまいました。
いなくなって思い出すのはやさしかった母のことばかり。
遺品の整理をしていたら、御朱印帳が2冊出てきました。
そういえば集めてた。一緒に旅行に行ったときに神社やお寺に行くと、必ず御朱印をいただいていたっけ。
うっすらと記憶が蘇ります。その頃の私は御朱印にはあまり興味が無かったので気にもとめていませんでした。
一番最初のページが平成4年なのでもう20年以上も前から集めていることになります。
どんな思いで集めていたんだろう...。
よくよく見ると御朱印って美しいです。
御朱印帳は棺に入れるとよいそうです。もしかしたら母もこの御朱印帳を棺に入れてほしかったのかしら?
今となっては分かりませんが、母が集めたものなのできっと父も一緒に行った先々で集めたものだと思うので、父の棺に入れてあげようと思ます。
その時がくるまで自宅で預かっておくことにします。
御朱印のなかには、我が家の息子達が受験の時に行ってくれた天神さまのものもあったりして、その時のことが思い出され...。
「足が痛かったけど頑張って階段をのぼってお参りしてきたよ。」と言ってお守りを持ってきてくれたり...。
いろんな思いでお寺や神社をお参りしていたんだろうな。
本当にいろいろな場所に行ったんだね。元気にいろんなところに行けてよかったね!
...会って話がしたい...
御朱印の事をいろいろ調べていくうちに、私も集めてみたくなりました。
遷宮記念の限定品をネットで見つけたので、さっそく取り寄せました。
一覧へ戻る