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[社長ブログNo.418]トイレのリフォーム

便器の排水の位置が便器により異なるというのはご存知ですか?

今現在戸建て住宅の新築などで使われるほとんどの便器は床排水で、

奥の壁から20㎝が排水の中心(排水芯と言います)です。

以前の便器は、12㎝から58㎝位まで様々な排水芯があり、

便器を取り替えるリフォームの場合にはその位置に合う便器を

セットしなければなりません。

LIXILではリトイレ(TOTOではリモデル)という排水芯を

調整できるタイプのリフォーム専用の便器がラインナップされていました。

LIXILでは、最近、新築でもリフォームでも排水芯が

12㎝から58㎝まで対応できるというものをリリースしています。

リフォームの場合、今設置している便器の型番から排水芯を調べ、

それに合わせて新しくする便器を選ぶのですが、排水芯が20㎝であれば、

リフォーム用でなく新築用の排水芯20㎝の便器を準備します。

ところが、排水芯20㎝の型番だけど外してみると

排水芯が20㎝でない場合がまれにあります。

以前に一度便器をリフォーム用の便器に取り替えている現場の場合です。

取り替えようと便器を外しみて はじめて排水芯が合わない

ということがわかるわけです。

そうなると用意した便器では取り付けできず、

改めて手配しなおす必要が出てくるわけです。

めったにないことではありますが、

そういう心配がないというのは良いですね。

ただ、この便器はこの現場では取付に不要な部材も

あらかじめセットされてくるのでもったいない気もします。

排水芯を調整できる部材だけ販売してくれたら、

合わない場合のためにその部材を用意しておけばよく、

資材や資源の無駄が省けるのになと思います。

今日はちょっとマニアックな話になってしまいました。

リフォーム工事の際は、結構細かい調査と手配が必

要なんだと感じていただければありがたいです。

では、今日もよい一日を!!

佐伯とともに56年「健康と幸せを運ぶ工務店」

有限会社工藤建設

代表取締役 工藤隆宏

HPはコチラ https://kudo-kensetsu.com

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