住宅・建築物の省エネが推進される中、それに伴って重量化する建築物の安産性確保の構造安全性の基準について整備がなされています。
具体的には、ZEH水準等の木造住宅、建築物を対象に、必要は壁量は柱の小径などの構造規準が見直されます。
このうち、柱の小径については、横架材相互の垂直距離に対する割合として新たな基準案が示され、一般地におけるZEH水準等の建築物については、25分の1と厳しい基準が設けられる予定です。
今後、こうした建築物の安産性確保に向けた法改正の動きを受けて、構造計算の重要性がさらに高まることが想定されます。
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ZEH(ゼッチ)水準とは、 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス のこと。
高い「断熱」性能をベースに、高効率機器やHEMSによる「省エネ」。太陽光発電などによる「創エネ」を組み合わせることで、住宅の一次エネルギーの年間消費量が賞味で大おおむねゼロになる住まいのこと。
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