新築を建てるとき、リフォームをするとき、インテリアを考えるとき、機能はもちろんデザインや色は悩みポイント。
今回はその中で色選びに役立つ「"色"が与える心理的効果」について解説していきます。
【No.1】赤 RED
エネルギーやパワーをもたらしてくれる赤は、暮らしに元気や活力を与えてくれます。
例えばキッチンに用いると気分もあがってテキパキと作業するのに効果的。
ワンポイント：明るめの床や壁を用いると赤いキッチンをアクセントとして活かせられます
【No.2】ピンク PINK
癒しを与え優しい気持ちにしてくれるピンクは、緊張の緩和や疲労感の軽減に効果的。
リラックスしたい空間に取り入れてみましょう。
例えば浴室やトイレの壁。華やかさやおおらかさのある空間に。
ワンポイント：リラックス効果に加え、肌を綺麗に見せてくれる効果も〇
【No.3】茶 ＢＲＯＷＮ
安心感と温もりを与えてくれる茶は、居心地の良さを演出してくれるのでどんなお部屋にも適しています。
茶色のトーンで揃えたり、白を基調にした空間にアクセントとして加えたり、心地の良さ+取り入れやすさは抜群です。
ワンポイント：トーンを揃えたＬＤＫ空間では、素材感を楽しみましょう。
浴室の壁を色幅のある茶色の木目にすると上質で優しいリラックス空間に。
特に横柄は天井の圧迫感軽減にも効果的。
【No.4】緑 GREEN
ストレス緩和やリラックス効果のある緑は、癒しを与えてくれます。
ゆったり過ごしたいお部屋に用いましょう。
例えばこちらのキッチンダイニング。
植物の鮮やかなグリーンと落ち着いたくすみグリーンのキッチンで、健康的な印象を与えてくれます。
ワンポイント：植物や自然素材のインテリアを意識すると◎
黒のアイアンを加えるとインダストリアルな雰囲気に。
【No.5】青 ＢＬＵＥ
空や海といった広大な自然のイメージのある青は、開放的で気分を落ち着かせる効果があります。
例えばキッチン。白と合わせると爽やかな印象に。気持ちよく過ごすことができそうです。
ワンポイント：時には寒々しい印象を与える青。
温もりを感じる色をコーディネートに一緒に取り入れましょう。
例えば床を木目の茶色にしたり、真っ青ではなく緑がかった青を選ぶ等。
【Ｎｏ.6】黒 BLACK
高級感・重厚感・モダン感の演出に活躍してくれる黒。
例えばこちらの浴室。黒で高級感を出しつつも、グレーやライン照明で暗すぎず、落ち着いた空間に。
ワンポイント：狭い部屋に黒を多用すると心理的にも圧迫感や閉鎖感を強く感じてしまうので注意。
【No.7】白 WHITE
清潔感を与えてくれる白は、キレイに見せるのに効果的。
特にトイレや浴室など狭い空間に用いるとキレイさにプラスして閉鎖感を軽減してくれます。
ワンポイント：床を濃い木目色、キッチン・収納・壁を白にすることで空間を広く見せます。
今回ご紹介したお色の中で、世界的に赤、青緑、黒のカラー展開が増えており、彩度を落とした"くすみカラー"が人気を博しています。
お家のインテリアに是非取り入れてみてはいかがでしょうか。
色を使ったコーディネートをしてみたいけど
大々的に用いるのにはちょっと勇気が・・・という方には、
ポイントで水栓のカラーを変えるのが好評です。
