「割り箸」
皆様お馴染みの割り箸。
10年くらい前? エコ対策で「マイ箸」がもてはやされました。
持ち歩き用のグッズが売られ、私もそれ用の巾着をプレゼントされたことがあります。
その頃、そのミニ巾着に、少し贅沢なお箸を包んで持ち歩いていました。
でも、今は「マイ箸」を持ち歩く人はほどんど見かけません。
あまり浸透しなかったようですね。
国産の割り箸はそのほとんどが端材や間伐材で作られています。
(いただいた"お箸持ち歩き用"の巾着・・今では花ばさみが入っています。)
ご存じでしたか?
国産割り箸の普及は、日本の森林と山村を経済的に支えることに繋がることを。
割り箸に限らず、間伐材(建築資材含む)を有効利用することで資金を山に還元し、森林整備を促進することができます。
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(2021年 9月30日 林野庁公表)
<2020年の木材自給率は10年連続で増加し41.8%に回復。1972年以来、48年ぶりに40%台へ>
(2021年 10月1日 林野庁公表)
<木材の炭素貯蔵量表示のガイドライン>が具体的に発表されました。
これには建築物に利用した木材の炭素貯蔵量について、標準的な計算方法と表示用法が示されています。
~~~発表の経緯(目的は「脱・炭素」)~~~
材木は森林が吸収した炭素を貯蔵する機能を有する。
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建築物へ木材が利用促進されると
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〇2015年 パリ協定の長期目標達成へ
〇2050年のカーボン・ニュートラルの実現へ
(カーボン・ニュートラルとは・・温室効果ガスの排出量を吸収量を均等させる事)
~~~解説~~~~~~~~
適切な材木の伐採(間伐含む)は、残った木の成長を促す。
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間伐すると
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光りが地表に届く。
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下層植生の発達の促進。
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水源滋養機能・土砂災害防止・生物多様性の保全機能の向上。
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自然体系の健全化(好循環)。
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地球温暖化対策へ。
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自然体系を知ることにより、私達の「温暖化対策」に対する取り組み意欲も一層深まるのではないでしょうか?
守るべきエネルギー源を使い過ぎず、温暖化対策に貢献してきましょう。
~~~おまけの話~~~~~
"間伐材を利用した国産割箸を使うことは、決して悪い事ではありません。"
という大義名分に基づいて、我が家や時々割箸を使います。
ひたすら家事の時短を効率を求める我が家。
お箸を洗う「手間」と「時間」と「洗剤代」と「水道代」とetc、ストレス・レス?
ご参考までに ¥110.-(70膳・税込み)で買っています。
また、是非このページを訪れてみて下さい。
最後までお読みくださり、誠に有難うございます。
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