横浜駅周辺には多くの店が軒を連ね、
お気に入りのお店に久しぶりに行こうとすると
違うお店になっているなんてこともしばしば。
そんな競争の激しい駅前から少し足を運ぶと、
そこで長く歴史を刻む建造物を楽しめるのも横浜の1つの魅力ではないでしょうか。
関内、桜木町、元町駅などに降り立って、散歩がてら歴史的建造物にも是非注目を!
横浜市のホームページでも横浜市認定歴史的建造物一覧が公開されています。ご参考までに
その中の1つ「赤レンガ倉庫」
皆様も一度は訪れたことがあるのでは?
今やお洒落なお店が中を彩り、イベントも多く開催され、多くの人で賑わう観光名所の1つです。
その始まりは1911年。
新港ふ頭建設の一環で国の保税倉庫として建設された赤レンガ倉庫の2号倉庫が竣工されました。
1923年の関東大震災で1号倉庫は半壊し大きな被害を受けましたが、
耐震技術が施されていたこともあり、震災を生き延びることができたそう。
その後、紆余曲折あり、国との交渉の末、横浜市が土地と建物を取得。
それから今のような商業施設としてリニューアルオープンしたのは2002年。
新たな空間になったものの、創建当時の面影を残しているのが魅力な赤レンガ倉庫。
ショッピングや食事だけでなく、当時の最先端設備なども見て楽しむことができます。
日本最古の荷役用エレベーター(米国製)は1号館バルコニー側で、
横浜港に陸揚げされた荷物を桜木町駅へと運輸するための鉄道レールは1号館と2号館をつなぐイベント広場で見ることができます。
さらに当時のレンガがそのままに残る壁。
その一部に木レンガがはめ込まれているのはご存知でしょうか。
↑木レンガ写真は赤レンガ公式インスタグラムより引用
これは修復工事の時にアンカーや釘を打ちやすいようにするために設置されたもの。
そう!メンテナンスのことを考えられた造りになっているのです。
メンテナンスを考慮するのはお家と一緒。大事ですね。
レアな木レンガ。
訪れた際に探してみては!
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今日の1枚『ホテルニューグランド発祥のオリジナル・ドリア』
赤レンガ同様、横浜市認定歴史的建造物の「ホテルニューグランド」はドリア発祥の地。
歴史的建造物と一緒に美味しいご飯はいかがですか。
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