『こどもみらい住宅支援事業』の補正予算が成立しました。制度についてもう少し詳しくご案内します。
『こどもみらい支援事業』とは、子育て支援及び2050年カーボンニュートラルの実現の観点から、
子育て世帯や若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や
住宅の省エネ改修等に対して補助することにより、子育て世帯や若者夫婦世帯の住宅取得に伴う
負担軽減を図るとともに、省エネ性能を有する住宅ストックの形成を図る事業です。
補助対象には①注文住宅の新築、②新築分譲住宅の購入、③リフォームの3タイプありますが
ここではリフォームについてご案内したいと思います。
【補助の対象者】
世帯を問わず対象工事を実施するリフォーム
注文住宅の新築や新築分譲住宅の購入は子育て世帯や若者夫婦世帯が所有者で居住する住宅であることが
必須ですが、リフォームでは❝全世帯が対象❞となります!
【対象とする期間】
令和3年11月26日~令和4年10月31日の間に工事請負契約を締結し、
事業者登録後に着工し、令和4年10月31日までに工事が完成するもの
【補助額の上限】
リフォーム工事内容に応じて定める額 上限30万円/戸
※但し、下記に該当する場合上限が引き上げられます。
〈子育て世帯・若者夫婦世帯〉
●既存住宅を購入してリフォーム 上限60万円/戸
●上記以外 上限45万円
〈その他の世帯〉
●安心R住宅を購入してリフォーム 上限45万円/戸
●上記以外 上限30万円/戸
【対象となる工事、工事ごとの補助額】
■下記の①~③のいずれか必須
①開口部の断熱改修
ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換:
開口部の大きさに応じて、2,000円~32,000円/枚or箇所
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修(部分断熱の場合):
施工部位、断熱材の利用量に応じて、36,000円~102,000円/戸(18,000円~51,000円/戸)
③エコ住宅設備の設置
太陽熱利用システム、高断熱浴槽、高効率給湯機:24,000円/戸
節水型トイレ、節湯水栓:5,000円~19,000円/台
■任意の工事
④子育て対応改修
・家事負担軽減(ビルトイン食器洗機、掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロ、
浴室乾燥機、宅配ボックス):10,000円~20,000円/戸
・防犯性向上(外窓交換、ドア交換):開口部の大きさに応じて17,000円~43,000円/箇所
・生活騒音への配慮(ガラス交換、内窓設置・外窓交換、ドア交換):
開口部の大きさに応じて2,000円~32,000円/枚or箇所
・キッチンセットの交換を伴う対面化改修:86,000円/戸
⑤バリアフリー改修(手すりの設置、段差解消、廊下幅等の拡張、ホームエレベーターの新設、
衝撃緩和畳の設置):5,000円~150,000円/戸
⑥空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置:エアコンの冷房能力に応じて19,000円~24,000円/台
⑦耐震改修:150,000円/戸
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入:7000円/契約
※1申請あたりの合計補助額5万円未満の場合は申請できません。
これまでの補助金制度はポイント発行だったのに対し『こどもみらい住宅支援制度』は補助金の交付に!
補助金の単価アップや、対象のなる工事の拡充もあり使い勝手がよくなっていると思います。
補助金の申請は事業者が手続きを行いますのでお客様には煩わしい手間もかからずに済みますよ。
この機会にお得にリフォームしませんか?
補助金制度や工事について、お気軽にお問い合わせください!
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