ひな祭りってどんなお祭り?
もともとは女の子のお祭りではない?
ひな祭りは女の子の健やかな成長を願う行事。「桃の節句」とも呼ばれ、ひな人形に桜や桃の花、雛あられや菱餅などを飾ったり、ちらし寿司やハマグリの料理を楽しむ節句祭りのひとつです
「ひな人形」、おひな様に女の子の穢れを移し厄災を身代わりなってもらうという意味が込められているのですが、実はもともとのひな祭りは「女の子のための行事」ではなかったんです。
ひな祭りはいつからいつまで?
ひな祭りの日は3月3日ですが、ひな人形は2月から出されている光景を見たことはないでしょうか?いったいどのくらいの期間、ひな人形を飾っておくのがよいのでしょうか。
ひな人形はいつから飾り始める?
ひな祭りに雛人形を飾るのは、流し雛の風習の通り、人形に女の子の穢れを移して厄災を身代わりに引き受けてもらうためです。厄払いの意味があるので3月3日当日だけではなく長い期間飾られているのです。飾り始めるタイミングは、2月の中旬頃、季節の変わり目である立春を過ぎたあたり、ちょうど節分の豆まきで厄払いをしたあとがよいとされています。ただ、もちろん時期が決まっているわけではないので、だいたいひな祭りの1週間くらい前には飾り始めましょう。
ひな人形ははやく片付けたほうがよい?
これも決まりがあるわけではありませんが、厄災の身代わりになった人形のため、いつまでも置いておくのはよくないから早く片付けたと考えられています。
その他にも、ひな人形の婚礼の様子を結婚の象徴と考え、早く片付けることで嫁に早く行くということを表現しているとか、片付けるしつけとして行われているとも言われています。
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