20年前の1月17日に発生した、
阪神淡路大震災。
被害者の多くは就寝中での
建物の倒壊による圧死だという。
昨夜、阪神淡路大震災をもとに作られた
TVドラマを見たが・・・。
胸が苦しくなって、見ているのがつらくなった。
崩れた家屋の下敷きになった人が
もし、私の身内だったら
もし、私の友人だったら
もし、私の知り合いだったら
もし、私だったら
助けたくても、助けられない悲壮感。
言葉をなくして、見ていられなかった。
耐震補強工事は本当に地味で、
何かがきれいになるとか、
何かが使いやすくなるとかではないけれど、
命だけは守れると思う。
建物の一部は壊れるかもしれないけれど
命さえあれば何とかなる。
建築の仕事をさせてもらっていて
家とは、安心して暮らせることが
まず第一だと実感する
火曜日担当 渡辺朱美