四季折々の美しさを表す 「 上生菓子 」 から、大福餅やおせんべい、どらやきまで
和菓子にはいろいろな種類があります。
大きく分けると、生菓子・半生菓子・干菓子の3つに分類できますが
いずれも私たち日本人の生活と文化に密着したお菓子です。
生菓子は知っていましたが、半生菓子や干生菓子という言葉は
初耳でして、驚きましたがみなさんはご存知でしたか?
そこで今回は、その種類をご紹介したいと思いますょ~☆
☆ 生 菓 子 ・・・ 水分量が多い和菓子を指す ☆
・ おはぎや大福餅などの 「 餅菓子 」
・ 饅頭やういろうなどの 「 蒸し菓子 」
・ どら焼きや金つばなどの 「 焼き菓子 」 など
☆ 半 生 菓 子 ・・・ 生菓子よりはやや水分量が少ない和菓子 ☆
・ 石衣などの 「 あん菓子 」
・ 最中や鹿の子などの 「 おか菓子 」
・ 甘納豆などの 「 砂糖漬け菓子 」 など
☆ 干 菓 子 ・・・ 乾いた菓子のことで、茶席では薄茶と一緒に
振る舞われることが多い ☆
・ 落がん、片くりものなどの 「 打菓子 」
・ 塩がま、むらさめなどの 「 押菓子 」
・ かりんとう、揚げ豆などの 「 揚げ菓子 」
・ あられ、せんべいなどの 「 米菓子」 など
いかがでしたか?
甘納豆や、かりんとう、揚げ豆、あられ、せんべいまでもが和菓子だったなんて
衝撃的でした!!
和菓子といえばちょっと格式の高い存在でしたが、思っていたよりも
意外にも身近なものでした。
これからは和菓子をいただくのが楽しみなりましたネ ♪
~ ちょっとだけ豆知識 ~
上生菓子は手作りが基本。
生菓子の中でも上生菓子は、職人の手で一つ一つ丁寧に作られるのが特徴。
三角棒という、その名のとおり三角の形をした棒で成形します。
その三角棒たった1つで成形するだけで、あっという間に美しい模様が作られます。
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