令和の米騒動?
ですか~。
足りないってことないよね。
買い溜めなんだよね。
1ついるところを大概3つは買うわね、こういう時の心理。
ここ何年か今頃になると、夫からメニューに要望が入るのね。
麺類多くしてって(笑)
稲作農家だったけど、義父が高齢になって負担になってきた時点で、委託に出したのね。でも一部はどうしても現物が欲しいからと、一番条件の悪い田んぼを残したのね。
退職した夫も何年か頑張ったんだけど、湿けっ田だったから・・・・・。
頑張ったと言っても、植えるから刈り取りまでお願いしていたから、お米は手元に残るけど採算は赤字。
周囲が委託に出す人が多くなって、これから先では、湿気けっ田なんか断られてしまうわよ、と私。
そんなわけで全部委託になりました。
1反部当たり、最近は玄米30キロが相場で秋になると6袋いただけます。
しばらく前からお米の値段下がってきていたのですね、だから今後はいただけなくなるかなと思っていました。
ところが最近米の価格が上がっているみたい、どうなるかしらね。
我が家当然6袋では足りませんので、後は買っています、もちろん委託先から。
孫たちが次から次に家を出て行っています。夫とこの秋どの位確保すればいいのかを計算します。
ちょうど今は端境期、今買って古米を食べるよりは新米を食べたいから、「麺類を多くして」となるわけ。
嫁に来た頃、新米を食べるのは新嘗祭と正月。
新米を食べられるのは、節が変わって新米って言わなくなった頃。
「大尽こほど、新米は食べられない」っていう言葉があったわ。
昔からお米は何があるか分からないから備蓄していたのね。
途中で義父に言いました。早くに新米を食べるようにして欲しいって(笑)
だから我が家に備蓄米はありません。
戦中戦後の食糧難を経験した実家の父は、米作りだけは止めてはいけない、って遺言のごとくに言っていたけれど、兄弟みんな2足のワラジを履くのは大変で、みんな委託。
わが国の食料自給率を見れば、地球上で何らかのアクシデントがおきれば、飢えの恐れがでてくる可能性がおきないとも限らない。
スーパーで輸入元の国の表示を見れば、こんなものまでと思うことしばしば。
戦後も80年近く経ち、食料不足の経験を持つ人も減り、不足や買えないことがあるなんて想像もつかない人たちばかりになってきている。
田舎に帰って、せめて米作りだけでもしなくてはと思う人も少ない。
自分の食を守るということを考えよう。
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