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高校野球の思い出

 残暑お見舞い申し上げます。
いやー、酷暑お見舞いですね。
 
3ケ月に1度の定期受診の日。
朝8時過ぎに出かけたのに、う~んなんでこんなに呼ばれないの?。
たぶん入力されていなかったのだと思う。
おかげで文庫本半分読めちゃつたからいいんだけど(笑)おまけに涼しくてね。
 
でも仕事が間に合わなくなるのね。
 
オリンピックはニュースでしか見ないけれど、それでもレスリングの場面はしっかり注視してしまう。
ルールがわかるから楽しいのね。
世界の頂点、日本の頂点に立つ人は強いわ!!
 
高校生のレスリングも強豪校がいくつかあるのね。
そこには大勢部員がいると思う。
普段練習相手も十分でない学校も多いだろうな。
体重が3キロ、5キロ違うだけでも、大変なんだものね。
 
部員が大勢だと、その中の競争が激しいだろうな、代表になれなければ試合に出れないもの。
 
先日、NHKの朝の放送でリスナーが投稿されていたのを聴いて、共感された方も多かったろう。
高校野球の夏の地区予選で、出番がなかったの選手のお話。
そんなお子さんの親が切なさを書いておられた。
わかるなあ~。
息子もそうだったもの。
 
アナウンサーが多くの物を得られているというようなこと言ったわ。
確かにいっぱい得たものはあるはず、それも分かるわ。
 
子どもって、甲子園に一番近いとこへ行きたがるのね。
息子に、他に行けば1年からレギュラーになれるよ、って言ったけどね。
入学すれば、チームが10も作れるほどの部員。
1年の秋にはレギュラーになれるかどうかわかる、って1つ上の保護者に言われた時の衝撃。
とても息子には言えない言葉。
 
甲子園の夏が終わった盆明けの保護者会で「あとはレギュラーの親で決めますから」って。えー、まだ新体制になったばかりで、レギュラーってなあに。
 
3年になる春休み、帰宅してからも庭で素振りを続ける息子。心が揺れているのが分かる。
監督を囲んだ保護者会で、監督が「僕は後方に回ります」と言われたのは初めてだったとお聞きした。〇〇君と競わそうと思っていたのだがと付け加えられたけど。
まあーそれはないわね、〇〇君は監督が連れてきた子だもの。
あの時の心の揺れはこの後方に回ることだったのか。
後方って、他の学校のスコアカードを付けることなんだわね。
 
この年、甲子園に行けなかった。
第2試合で負けた。負け試合の応援したことがなかったから、私たちの方が立ち直るまでに時間がかかった。
負けるには負ける原因もあっただろうと思う。
私たちは息子の部屋にエアコンを取り付け、息子は即受験生になったあの夏。
息子は何を得たのだろうか・・・・・今でも野球部のことは語らない。
 
高校時代に肩を壊さなかった息子は、社会人になってからソフトのピッチャーを続けられている。人生何が幸いするか分からない。
 
団体競技の切なさを体験したから、我が家の孫は個人競技なのかもしれない。
もっとも、物心ついた時には、レスリング始めていたからよっぽど相性が良かったのだろう。
読みいただきありがとうございました。
 
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