この頃アップしている「鮎」。
布整理のために自己流で大量生産・・・・・・豊漁なのね(笑)
昨日お客様からお電話いただきました。
80代後半の奥様。
以前から和服の処分のご相談いただいていました。
もらってくれる方をご紹介したのですが、その時はまだ踏ん切りがつかないご様子でした。
最近買取のCМや電話が多いのも事実です。
その買取に見てもらったら・・・・・引き取れないと言われたのだそうです。
もう疲労困憊で助けて!!・・・・・とのこと。
ここしばらくの間に、体調をくずして入退院もされていて、いよいよ処分しなくてはとなったとのこと。
お嫁さんは要りません、と明言されていて。
長いことお茶のお稽古をしていらしたから、いい着物いっぱいのはず。
しかし、着た後のお手入れなんですね。
10数年前、銀座のママが着た着物は全部クリーニングに出しているという週刊誌の記事を見て、なるほどと思った私。
そうしてない着物は、たとえ高価でも買い取ってもらえないのですね。
もう未練もないので、目の前から無くしたいと言うことで、私が欲しい方をお探しすることになりました。
10数枚拝見しました。
訪問着などの華やかなものは処分されていて、本当に思い出深いものが残されていました。
帯1本は作家さんの物のようです。
これは姪御さんに差し上げたらいかがですか、と。
全通の上等の帯は古いものでしたが、母親の思い出のお品のようですので、テーブルセンターにして、身近に置かれたらと提案させてもらいました。
息子さんから、処分をしておいて欲しいと言われたのだとか。
確かに、これを残されると後の方は処分しづらいことも確かです。
自分のものは自分で処分したほうがいいですものね。
みんないっぱい着られたお着物です。感謝して手放される決意をなされたご様子。
ハイ、気が変わる可能性もないわけではありませんので、しばらく私の手元に置きます。
その前日、友人が着物のリフォームをしてくれる方を教えてくれました。
とりあえず自分の絹物2枚をお願いしたいです。
ただデザインがわからない。
1つのパターンを決めたら全部それにするのもいいか、なんてね。
ただねえ~。和ダンスから洋タンスに住み代わることは避けたいのね(笑)
ほんと他人事ではないのね、私だってね。
読みいただきありがとうございました。
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