この頃ようやくセミの声が聞えるようになりました。
田んぼでは穂がでそろったようです。開花の時期には必ずお日様が必要なのです。
だから、ここ10日ばかり、お日様が見れなかったから心配していました。
我が家は委託に出して自分では作っていないけれど。
昨日のお片付けの中からお持ち帰りの品を分別して、発送するものと、ケアーマネージャーに渡すものとに分けました。
呉服の反物が何反もあって、ゴミとして処分するには忍びなく持ち帰りましたが、今更着物に仕立てる時代でもありません。
どなた貰ってくれる方を探さなければなりません。
その中に白生地がありました。
私が高校生になった頃、呉服屋さんのお勧めで、母は嫁入り支度に白生地を何反か買っていました。
結婚が決まって、あわただしく染屋さんに行って、希望の柄を選びました。
懐かしい思い出です。
でも今、この白生地を染めるにも染屋さんも近くにあるでしょうか。染めたとしても着てくれる人もいません。
この白生地のまま、つるし雛といきましょうか。
真っ白なら「鶴」でも「白椿」でもいいのですが、白といいながら幾らか黄色っぽいのです。
どうするつもりで買い求められたのでしょうね。
生地だって年を取りますから、そうそうとって置けばいい物ではありません。
ただムダにしたくなくて、夢の中でも考えています。
片付けと言っても、ただ全部ゴミ袋に入れてしまうのは、物に対しても気のどくです。
でも私が半日や1日、手伝ったところでできることは限られています。
必要以上の物を持たないことが重要ですね。
そうでないと、自分以外の人の手を煩わせますから。
お客様に、退職した時に、だいだい的に、家の中を片づけられた方がいらっしゃいました。
その方は「僕が死んだ時、30分で片付く」とおっしゃられていました。
ご本もいっぱいあったはずです。
でも物に束縛されない生活も潔いですね。
そんなこんなのことを思いつつ、私は自分の思い出物の日記に手を付けています。
パソコンに打ち込み始めました。
読み返すと、小説より面白いです。なんたって書いてないことは頭の中で補っていますもの。
いつまで出来るか分からない作業ですが、やることがあるのはいい物です。
読みいただきありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。お帰りにポチッとしていただけるとうれしいです
いつもありがとうございます
中島木材のホームページは こちら
一覧へ戻る