「ユニク○のパジャマはいいですよ」の知人の言葉に、ユニク○デビューしたのは何年か前。
その買い物の話を事務所でお客様とお話している時、世間話のひとつでお話しました。
隣に座っていた弟・・・当時は社長でしたが。
「それで幸せになれたかい」と言いました。
ガッンときた瞬間。
安さの裏には、安い賃金があるのね。
しばらくして、ユニク○のその実態もあきらかになったりしました。
たしかに、賃金が我が国の10分1、20分の1・30分の1という世界の工場。
最初は中国でしたか、いや韓国だったかしら。
中国のインフラがよくなって内陸までの道路が出来る度に、工場は奥地へ安い賃金を求めていきましたね。
最近は衣料についているラベルにはアジア各地の名前が見られます。
中国の賃金が上がってきたからでしょうね。
安い物が我が国に入り、確かに恩恵を得ているけれど、失った国内産業は多いですね。
安いことがいいことみたいに、すべてで競争が始まり。
それは物からサービスまで。
世界のグローバル化の中で価格競争するには、国内の賃金を下げなければ競争はできないと。
非正規が増えて。
勝ち組負け組という言葉も生まれて。
格差は確実に大きくなって。
軽井沢のバス事故から5年。
多くの若い方が亡くなり、負傷者も大勢。
痛ましい事故でした。
ご遺族はあの時から時間が止まっていると。
事故があった場所は碓氷峠、難所です。
普通なら高速道路を走ればいいのに、なぜ雪の時期にあの難所を慣れない大型バスで走ったのか。
高速道路代を削るためでしょうか。時間調整だったのでしょうか。
安いツアーを仕立てなければ、集客ができないから、難所を走ったのでしょうか。
何もかも安さを求めての競争・・・・でなければ生き残れないから。
それに乗ってしまった若人が哀れです。
色んなものが安いですね、今。
でもその裏に何があるのかを知らなければならないと思うこの頃です。
国会中継少し聴きました。
コロナ禍は私たちを試しているみたいです。
今世紀最大の人類の試練だと思います。
私たち一人ひとりの善意も問われています。
お読みいただきありがとうございました。
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