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懸案事項・・・・お軸の整理

本当にお暑い毎日になりましたね。

まあー家の中にいる分には我慢が出来るのは佐久です。

義母が暑くて暑くていられないと申します。

昼休みに窓を全部閉めてと指示がでました。エアコン使うのだなと思っていましたら、使わなかったようです。

なぜ?

風が嫌だからと。

えー、そうなの。

一番性能が上のランクのエアコン、そんなことはないはず。

就寝の手伝いをしていたら、エアコンを付けてと。

みたら22度設定になっていた・・・・どおりで。

スイッチを切らないで温度設定を上げておいてくださいね、と言えば「知らなかったわ」と。

96歳やっぱり「知らなかった」が出てくるのかも。

週に2日お休みが増えて、今まで思っていても手が回わらなかったことを始めました。

お軸の整理です。

義父の生前、夫と3人で整理したのですが、やっぱり完全ではありません。

湿気をとるために順番に鴨居に掛けました。

窓を開け、扇風機を回します。

しばらくすると乾いたわというのが手触りで分かります。

1幅ずつ写真をとり、箱書きの外函に中身と飾る時期を記載したラベルを張りました。

今時は床の間のない家も多くなりました。

これこそ私たちの時代しか日の目を見ないものの筆頭かもと。

これで食べていた人たちも大変だわと、そんなことも考えながらです。

お軸の掛替は夫の担当だったのですが、忙しかったのでしょう、アヤメが長くかかっていました。

紫陽花も日の目をみませんでした。

立秋になったら秋の七草にする分でもと、朝顔を飾りました。

桔梗はいつにすればいいの。

夫が自分で買い求めたもので茶掛けが多いのです。お花の好みだったのでしょうか、この時期がダブります。

奥座敷にはお盆用を飾り、盆明けの後の分も用意しておきました。

書の掛け軸もたくさんあるのですが、字が読めない(笑)から、飾る時期に迷うので、ついついお蔵入り状態。

亡き娘の残した高校生時代の書を亡き後孫娘に残すために5本軸にしました。

略装のままの物も全部鴨居に掛け、娘の作品展の風情となりました。

あとは大昔の物の整理です。

絶対飾ることはないものばかり。

1幅、中国の古い時代の石碑の拓本。

これが我が家の床の間に収まらない高さ。

これっ、いただきものだと思うのだけど、どうしていいか分かりません。

その昔、もうどなただったか忘れましたが、家の中を見せていただきました。

それが、とても立派な3幅1組のお軸を飾るために作ったというステージのような床の間。

そしてその床の間にあう大きなお座敷でした。

若かった私でも本末転倒ではないかしら、と思ったのですが、その軸がなんであったか記憶にありません。

よっぽど大事だったのでしょうね。

本来は床の間があってお軸でしょうね。

だからサイズアウトのお軸困っているのです(笑)

拓本にだれが表具代を掛けてくれたのでしょう。このあたりが処分するのに心が痛むのですね。

1枚ごとに写真を撮ったので、整理して次世代に渡す準備です・・・・要らないって言われるかも(笑)

またひとつ懸案事項が終わります。

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