先週木曜日、3ケ月振りのエッセーの会がありました。
それまでの2ケ月はお互いの原稿をメールで添付したりして済ませていました。
月に1回、5年になります。
仲間のお一人はこの間の原稿をまとめて出版されます。これで3冊目になります。
5年間お互いの原稿を通して、生き様や考え方、そして生きてきた過程がおのずから明らかになってきましたが、今回の原稿を読んで、びっくりです。
私より5歳年上の彼女ですが、新しい引出しを出してきました。
生き様が凄い!!
1冊目と2冊目はいただいて読んでいます。
特に2冊目はいつも手に取れるところに置いてあります。
同じ時間を過ごしてきましたが、片や本になりますが、私はとても差しさわりがありすぎてご披露できる代物ではありません。
そこが違うんだなあー(笑)
そんなエッセーの会を午前中に終えて、松本市に向かいました。
松本市美術館で開催されている「柚木沙弥郎のいま」染色家97歳の柚木氏の作品展です。
度々出てくる新聞の広告で気になっていたのですが、時期が時期なので出かけるのを躊躇していました。
幸い期間も1ケ月近く延長になりました。
義母をショートスティに預けているこの時期しか行けません。
せっかく行くのだからと美ヶ原高原経由で行くことにしました。
以前山頂あたりから見た雨上がりの山並みの風景が忘れられなかったからです。
ブルーのグラゼーションでした・・・・もう一度出会いたいと。
梅雨のはざまのこの日、高原の頂上は鬼つつじが一面に咲いていました。
そしてその頭上を雲が勢いよく流れていきます。手を伸ばせば届くほどに空が近いのです。
前線が通過するとか言っていましたからなのでしょう。
眺めた眼下の山並みはやはりブルーでした。
いつもの倍の時間をかけての松本行でしたが、その分心が穏やかな時を過ごせました。
この日は美ヶ原温泉の「追分屋旅館」泊りです。
この10年の間に4回ほど泊まりました。10年といってもここ6年ばかりご無沙汰でした。
料理とサービスの素敵でリーズナブルな宿です。
お客様の数もまだ多くないようで、顔を合わせる方もわずかでした。
3蜜を避けられるような接客をなされていたせいかもしれませんが。
夕食に選んだイワナの骨酒がおいしい料理をさらに盛り上げてくれました。
美術館はまた。
依田 美恵子
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