庭の草取り仕事が忙しくなったので、チクチク縫う仕事を止めていました。作業部屋もしっかり片づけて、裁縫道具1式も仕舞い込んでいました。
でもゴムの入替をして、ウエストがきついからから緩くしてとか、夫の裾上げなどが急にやってきました。
昔の私は、間違いなく裁縫嫌いでした。
何をしなくても母が針を持つのが好きな人でしたから、すべてやってもらって間に合っていたのですね。
結婚してからも、襦袢の襟など持ち込んでいました。
50歳の頃、それまで針を持つことがなかったから、これから先も持つことはないだろうと、洋服や布を処分しました。
しかしその後、「パッチワーク」や「つるし雛」を見る度に心惹かれていきました。
90過ぎまで針を持ち続けた母のDNAが私にあることに気が付きました。
そして6年前「つるし雛」教室に出会え、今チクチクを楽しんでいます。
この「つるし雛」が娘を亡くした私を救ってくれました。
ただ不器用はいたしかたありませんが、針を持つのが億劫でなくなり、義母の要望にも応えられるようになりました。
このコロナ禍でお教室は再開できていません。
縫う物がないと詰まりません、この春はお手玉を300個ばかり作りました。
そしてその後はマスクです。
せっかく裁縫道具を持ち出したので、コースターを縫い始めました。
座っている時間が少ないので1枚仕上げるのに2日もかかりましたが、それでも針を持っと心が癒されます。
食卓に冷たいグラスを置いた時の水滴が気になるのでそれ用です。
まだまだ在庫はかなり残っているのですが、布地も減らしたくてです。
つるし雛の先生がお教室のお仲間が「花嫁」さんをやりたいと言うのでどうですか、と言ってくださいました。
木目込みです。私の腕でできるだろうかと心配ですが、お願いしました。
ちーちゃんがお嫁に行く時もたせたいな、と。
新たな目標ができてうれしいです。
でも実を言えば、暮に仕上がらなかった干支とお節が残っているのです。
早くお教室が再開して仕上げてしまいたい!!
一つひとつ片付いていかないと落ち着かないのです。
その一つひとつの仕事の一つのウエス作りも3枚分こなせました。
仕事の持越し・・・・どうしても持越しが嫌なのだと・・・・自分を変えるって大変(笑)
お読みいただきありがとうございました。
依田 美恵子
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