先日、出先で知り合いと会いました。その方の姪御さんはうちの会社のお客様です。
その姪御さんここしばらくの間にご両親を亡くされました。
そのご両親のベットなどを処分したいのでと依頼をいただきました。
お父様が職人さんだった時代があったので、その道具などが片付かないで困っておいでです。
昨日昼食後、どの程度のボリュウムになるかしらと見に伺いました。
その打ち合わせの成り行きで、どうせ片付けるなら他の物もしましょうかとなり、ほんの1時間程度のつもりが、アッと気が付けば2時間経っていました。
田舎は土地も広く、小屋も幾つもありますので、「いつか」とか「そのうちに」といったものが、たくさん収納できるのです。
私たちより一世代上は、戦時中から戦後にかけての物の無い時代を過ごしていますから、その執着は計り知れない物があります。
ズッと親しくお付き合いしていたので、時折「片付けませんか」とお声をかけていたのでしたが、まだまだ自分は大丈夫と思われていました。
自分もこれはマズイと思われた時には自分の身体は動きませんでした。
それでも多少は片付けていかれたのですが、病の進行のほうが早くて。
えらいなあーと思ったのは、金物の類がみんなとってあったことです。
でも娘さんにしたら、とてもとてものことだと思います。
私、片付け摩なんです。だから片付けること大好きで嬉々として2時間分別してゴミ袋に入れました。
でも会社にここまでやるとは言ってこなかったので、さすがに捜索が出されているかもと切り上げました。
携帯は車の中に入れたままでしたからね。
明日からしばらく、毎日少しずつ片付けのお手伝いをするつもりです。
自分はまだまだ生きれると思って生きている方が大半です。しかし無限には生きられません。
自分の物は自分で片付けをしていきましょう。残された人は大変です。
ゴミを片付けるのは有料という認識を持ってです。
子孫に美田を残さないはいいですが、ゴミとなってしまうものを残さないようにしましょう。
かなり片付けたつもりの私でも、まだまだあります。だから時々すべての物を取り出して、ほんの少しでも減らしています。
自分で管理するものが少なくなるにつれ、日々の生活が楽になりました。
日々生きていくのにはそんなに物が必要ではないのでしょうね。
お読みいただきありがとうございました。
依田 美恵子
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