2008.11.17のブログの転用です。
日程表の夕食にホテルレストランでビュッフェと続いていました。確か・・・・食べ放題方式なのかと想像はしたけど、やっぱりそうでした。
5つ星レストランの宿泊でも、食事はこんな方式かなと思ったのでしたが。
水がダメで、氷がダメで、さらに生野菜にカットした果物も、いやいやチーズもとなると、食べれるものはナンにカレーのパターンです。
牛肉がなくて豚肉がないとなると、メインディツシュは鳥肉となります。
こうなるとフルコースでもビュッフェスタイルだろうと関係ありません。
食べれるものを選べるだけ良しというところです。。
どちらにしても外食産業は盛んではないようで、女性の進出についてガイド氏に尋ねたところ、女性が家にいなかったら、誰が子供を育てるのですかと、正統論を言われてしまいました。
女性は当然家にいて食事を作るものですから、みんな仕事が終わればまっすぐ帰宅するのだそうです。
もっともお酒を飲まないお国柄でもありますから。
ガイド氏はベジタリアンだそうです。
もちろんお酒は飲みません。
日本の観光客の中にはお酒を無理強いする人もいるそうですが、その時は真似だけするといいます。
そして15年来毎週火曜日は断食をするという。・・・・えらいというか・・・すごいというか、わが身の飽食を恥じてしまいました。
インドではベジタリアンが6割もいるといいます。
太陽のエネルギーを直接取り込むからいいのだといいます。
考えてみれば肉1kを生産するのに、何十Kの穀物が餌として必要です。
魚の養殖だってしかりです。
日本人もベジタリアンが増えれば、食糧問題も自給率も変わってくるだろうかと、あり得ないことを考えてしまったのでした。
近未来世界中で食糧不足になれば、必然かもしれないけど、ベジタリアンはこの国の食糧問題の救い主であることに間違いありません。
昼食は街のレストランでした。
インド風に右手を使って食べようかなと思っていたけど、おしぼりもないし、手を洗うにも不自由で・・・・試せませんでした。
どちらにしても、チキンフライがメインで・・・・実を言うとチキンは好きではなく、普段なら絶対手はださないんだけど・・・毎日これだから。
郷に入らばというか食べ物は現地主義なので、何でも挑戦がモットーで頂きました。
さすがに3日目当りからは、カレーの顔も見たくないって言う男性もいましたが、毎回いろんな種類があってけっこう美味しかったですよ。
これ観光客向けにはできているのでしょうね。
辛さのせいでついついナンを食べすぎ、しっかり太って帰ってきました。
最後の夜は日本食でした。ズーッと生ものを絶ってきたのに、お刺身です。
ここまで来ればイチカバチかです。添乗員さんのお話によると、この位の人数(20人弱)ですと4~5人はお腹をこわすそうですが、今回は誰一人こわさなかったとか。
一同、皆さんにご迷惑がかかればいけないとそれはそれは自重した食事を続けましたから。五つ星ホテルでも、ここまで我慢するかと思うくらいに。
ガイド氏の人柄があまりにすばらしかったので育ち方をお聞きしました。
彼によると彼のご両親はもっとピュアだそうです。
このガイド氏は現地で仕事をしている方のお墨付きのご紹介でした。
依田 美恵子
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