昨日アップした「家に何を求めるのか」の松井修三さんの著書。
あれだけ書いても何十分の1も書ききれていない思いがするのです。
松井さんが「いい家が欲しい」を出版され、その出版記念パーティにお招きいただきました。1999年のことでしょうか。
私がかって出席したことのある出版記念の会とはずいぶん違いました・・・・・そんなに回数多いわけではないけれど。
その時の松井さんのご挨拶の中で、この本を読んだ100人のうちの1人が2人でも家を建ててくれたらとありました。
私帰りの電車の中でも興奮していました。
今まで私たちがお客様に語っていた言葉を、松井さんは本にしてくださったのです。
私たちの伝えられる言葉の範囲は限定的でしかありませんが、本というのは全国に広まります。
高気密高断熱の住宅が出始めたばかりの頃です。
こんなに素晴らしいのにと私たちは歯がゆい思いをしていたのです。
ソーラーサーキットを生んだのはカネカですが、それを育てたのは松井さん始め全国のソーラーサーキットの家を建てていた工務店だと私は思っています。
カネカとの私たち工務店の距離はとてもとても近かったから、私たちは疑問や問題点をぶっつけることができました。
それをなんでやめたかって。
カネカがソーラーサーキットの家を身売りしたのがきっかけです。
カネカは科学の会社だから・・・・それもありだったのですが、ソーラーサーキットを愛してやまなかった私たちにとってそれは晴天の霹靂でした。
私たちは松井さんと「いい家をつくる会」を作って、ソーラーサーキットと決別したのには、もっと本質的な技術の問題があったのだと思います。
ソーラーサーキットのしばりがあると、本当にいい家が建てられないという危機感もあったのだと思います。
私たちはその時点、時点で最良の家をお客様に提供したいのです。
その後の「いい家をつくる会」の会員の活躍はすばらしいものです。
「住み心地」のいい家づくりに邁進してきました。
そして今「涼温な家」にたどり着いています。
この「涼温な家」のグレードは世界でも類を見ないもの・・・・・今回の「家に何を求めるのか」を読むとよく分かります。
家に何を求めるか・・・・まさしく本質をついた問いだと思います。
私も思うのですが、リタイアすると一日のそのほとんどを家で過ごします。その家が快適であったなら、老後の30年間の生活がどんなにか幸せなことでしょう。
介護も在宅に返されくる傾向です。
ピンピンコロリする3日前まで自力でトイレに行ける家・・・・私的に突き詰めたら「涼温な家」はまさにそんな家です。
やめますやめます、もうこの辺りで・・・・・ほかのこと書きたかったのに・・・・・すみません。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅・涼温な家 中島木材の家
リフォームもおまかせください
<div align="center">
<strong>
【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】
一覧へ戻る