一番好きな花は野アヤメなのかもしれません。44年前娘の出産を目前としたこの時期、女の子だったら「あやめ」と名付けたいと急に思いつきました。
が、「花の命は短いから、花の名前はやめよう」と夫に反対されてボッになりました。
あの時、どうしてもそうしたいと名付けたら、39歳で娘が逝った時に我が身をいっそう責め、落ち込んだかもしれません。
最近色の濃いアヤメがあちこちで見かけますが、私の琴線に触れるのは、やっぱり野アヤメです。
40年ほど前、山道の路端で木陰になって、いすまにもとぼれてしまいそうなアヤメを見て、持ち帰ってきました。
我が家の庭に移植し細々ながらも、毎年花を咲かせてくれていました。
夫が退職後、そのアヤメの種を取ったり、株を分けたりして増やしてくれました。
畑の北側に1列・・・20株以上ありそうです・・・・アヤメが咲いていました。
女房の好きな・・・・なんですね(笑)
この薄青色に癒されています。
庭のお花のリレーが続いています。
今朝は遅咲きのぼたんを活けました。
夫がぼたんの絵を玄関に掛けました・・・・・ちょっと遅いけどね。
床の間はアヤメの掛け軸に代わっていました。
玄関は今月中は私作の鯉のぼりや柏餅を飾っていましたが、これも次の季節のものに差し替えましょう。
今作っているのは「七夕」です。
細かいパーツが出来上がったと思っていましたら、和紙の裏打ちが必要なのだとか。
次回のお稽古はお休みしなければならないので、7月には間に合わないかもしれない・・・・、とつぶやいたら、お稽古仲間が月遅れにすればいいんだよ、と。
8月の七夕ありですものね。
亡き娘の誕生日に娘の友人が毎年かかさずちーちゃんを気遣ってくれます。
今年は「リっプクリーム」と「ベースコート」とやさしいお手紙をちーちゃんと私と亡き娘宛てにそれぞれくれました。
「今の子供たちはおしゃれだから」だそうで、ばーばには思いつかない物でした。
ちーちゃんは一人で静岡まで会いにいくきまんまんです。
母のいないちーちゃんにいつも心を寄せていただいている多くの皆様に本当に感謝申し上げます。
亡き子の齢を数える、と言いますが、やっぱり数えてしまうものです。明日はその子の44歳の誕生日です。
昭和・平成・令和となり、数えるのも面倒ですが、ちーちゃんの齢に30を足せばいいことに気が付きました。(笑)
それでは皆様良い日をお過ごしください。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅・涼温な家 中島木材の家
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