昼食後ペテルゴフのピョートル大帝の夏の宮殿の庭園観光に向かいます。
歴史を時間系列で見学しているわけではないので、頭の中がごちゃごちゃしています。
1721年に完成したこの夏の宮殿。ピヨートル大帝はサンクトペテルブルクでは質素な宮殿に住んでいましたが、スェーデンとの戦争に勝利したことを祝ってここに建てた豪華な宮殿です。
黄色の壁に白い柱と窓枠です。ベルサイユ宮殿に似ているのだとか、いや似せて作ったと言うことかも。
どの宮殿を見ても、パステルカラーと白の組合せが多いですが、とっても品の良さを感じさせられます。
といいつつ金メッキのキラキラもたくさんありますが。
全体で800万㎡という敷地です。その中央に大宮殿が建てられ、正面テラス前の階段を流れ落ちる滝から、まっすぐフィンランド湾へ続く水路は、ピュートル大帝自身のアイデァだそうです。
ここには150以上の噴水があります。これらの噴水が丘から水を引くことにより、自然の水圧で噴水されているのが驚きです。
広い庭園には何本もの道が通っています。それもパリの市街地のように4方8方にと規則的にです。その道の両側には菩提樹が植えられ、上下の葉が切りそろえた並木です。
菩提樹、花は小さいけれどもいいハチミツが取れるのだとか。
アダムとイブの噴水が対をなした位置にあります。噴水にはそれぞれ名が付いています。 大噴水が宮殿の下のところに3つありました。その真ん中のが21メートルで一番高いようです。
スウェーデンとの21年間の戦争で勝利した記念に建てた金メッキの像は、ライオンを殺す人の彫刻でした。
スウェーデンの紋章がライオンだったからです・・・・・すごい発想ですね。
この宮殿も第2次世界大戦で破壊されましたが、噴水は比較的早く回復したのだそうです。
破壊された状態の写真が展示されていました。戦争中アダムとイブの像は地中に埋めて隠していたのだそうです。
皇帝より人気のあったエカチェリーナ2世は、この宮殿内の建物に幽閉されました。夫が暗殺されたあと、男装してサンクトベテルブルクに戻り、2度とこの宮殿に戻らなかったのだとか。もちろん噴水もキライだったとか。
宮殿はバルト海側の海岸に接していました。カゴメがたくさん舞っていました。
埋め立てでできたこの町の海岸に砂浜はありません。
ベンチに座ると水が出てくるいたずら噴水を添乗員さんが、2度も実演してくれました。他にも道の両側から、突然に飛び出す噴水もあったりです。
数々の意匠をこらした噴水がいっぱいです。、
噴水の季節が終わるとツアーは宮殿の見学になるそうです。
この日の夕食はピロシキ・ポルシチでした。
長くなるのではしょります。
依田美恵子 軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家 <div align="center"> <strong> 【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】 </strong> </
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