3日目です。
朝付近を歩いてみました。道をはさんだ団地に行って見ます。地下道を渡りますが、掃除をしている方がいます。水で流してきれいにしています。
当然ゴミも落書きもありません。帰りにみたらその掃除人が地上の石の壁を拭いていました。そこまでやるのかーと。
団地の中は静かです、隣接する小学校に保護者が同伴しています。団地の建物の周囲は高い木があり落ち葉の季節ですが、道路に落ち葉がありません。
駐車場も掃除している人がいます。団地の中のメイン道路は散水車で散水しながら掃除しています。
この国の美意識はすぱらしい!!
10時出発となっていましたが、渋滞を考慮したのでしょう9時出発になりました。
昨日の赤の広場に続いている世界遺産のクレムリン観光です。
世界三大博物館と言われている「武器庫」に向かいます。雨はそんなにでもありませんが、風が強くて、あちこちでコウモリがキノコ状態になっています。
入口で雨に濡れた上着、こうもりを全員クロークに預けます。湿気を持ち込まないために徹底しています。
この武器庫という、怖い名前の博物館は19世紀以来、王冠・宝石・衣装など歴代皇帝の宝物が展示されています。
まさに「権力」そのものです。
宝石ときたら・・・・・私たちの所有できる宝石はゴミレベルです。ガイド氏が順番に説明してくれていましたが、彼が説明したいものと私の見たいものは、乖離していましたので、マイクの聞こえる範囲を好きなように見てきました。
なんたって宝石のすごさです。もともと宝石を欲しいと思ったことはありませんが、このレベルの宝石を見るのはいろんな意味で興味がありました。
どこでどうやったら、この宝石が権力の元に集まってきたのでしょう。
出かける前、この国の歴史をにわか仕込みしました。
これはまさに搾取の結果であったということなのでしようね。
武器庫の収蔵品はまさに宝の山です・・・・・観光とは時間に追われるから、ゆっくり納得いくまで見ていることはできません。
でもたしか赤の広場に入る手前で国立博物館です、と言われた建物がありました。そのお宝もかなりすごそうです。
ウスペンスキー大聖堂に向かいます。内部はイコンとフレスコがで埋め尽くされています。ここで歴代皇帝の戴冠式が行われていました。
もうサーッと眺める時間しかありません。聖堂名は「生神女御就寝」の意味で、内部にはい生神女のイコンがあると聞いていましたので、そのイコンひとつ位は心の中にとどめたいと探しました。
外に出ていきそうになっている夫をつかまえて、このイコンだけは見て欲しいと言いました。
中にある麦束をかたどったシャンデリアは、ナポレオン軍から奪った銀で作られたものだそうです。
この大聖堂は積極的に西欧の技術と知識を取り入れ、ロシア建築の伝統様式と融合した、葱坊主形のドームです。
クレムリンは城塞で囲まれていますが、その長さは2キロにも及ぶそうです。
他の建物には入りませんでしたが、「鐘の皇帝」という重さが200トンの未完成の鐘(1735年)や「大砲の皇帝」は1580年に鋳造された時、口径89センチ重さ40トンの世界最大の物ですが、こちらも使用されたことのない物が展示されていました。
実用的ではないけれど、これだけのものができると言うアピールであったのでしょう。
お昼は遅く2時になりました。ペリメニとなっていましたが・・・・バターライスにお肉だったような・・・・忘れています(笑)
4時32分発の特急列車サプサン号でサンクトペテルブルクまで4時間弱の列車の旅です。
添乗員の説明を聞きながら、間違えているのかなあーと思ったのは、私たちの乗る列車の駅が「サンクトベテルブルク駅」だったからです
つまりサンクトベテルブルグに行くための駅だからだそうです。
当然サンクトベテルブルグでの駅名はモスクワ駅でした。
モスクワには駅が4つありますが、すべてこの方式です。たしかに分かり易いといえば分かり易いですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
実を言うと、あまりに仕事が忙しく、落ち着いて書いていられません。まったく走り書きで見直している間もなくて、誤字申し訳ありません。
忘れないうちにと思っていますが、忘れていることの多いことと言ったら・・・・言葉が出てきません(笑)
それではまた。 依田美恵子 軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家 <div align="center"> <strong> 【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】 </strong> </div> <a
一覧へ戻る