旅から帰って10日、留守中の遅れやら、この季節の仕事やらに追われ旅の追憶もままなりません。
それでも記録として残しておきたい物もあったりしますので、超特急で駆け抜けたいと思いますが・・・・・。
今回ロシアに向かいました。
なぜロシアなのと自分でも思います。ここ1年ほど行きたいとおもっている場所があるのですが、月に何回も送られてくるパンフレットが 行先を突如変更させます。
その理由は簡単・・・・安いプレミアムエコノミーシートなのです。
さすがに飛行機の12時間が辛くなってきました。
旅行社の催行決定が決まっていて、農作業と夫と私の行事予定に孫たちの行事予定もない日を選んで行ったら、こんな時期になってしまいました。
本当はもっと暖かい時季がベターなのでしょうが。黄葉の季節ですとパンフレットにはうたわれていましたが、実際はその黄葉には早かったようです。
しかし気温は佐久の11月下旬位で、薄手のコートやセーターは必須でした。
第一番の印象・・・・・モスクワもサンクトペテルブルグもとってもきれいでした。ゴミがありません。
ずっと地平線が見える大地・・・・・ロシアは広い!!
旧市街の建物の高さが統一されていました。
そして一般の方の住まいは、団地です。高層住宅の一団があちこちに点在しています。その一団の団地の外観が統一されています。
シックな色合いですので、街が落ち着いて見えます。
その団地に入ってみると、公園がたくさんありいろんな遊具もあります。
団地の中の幹線道路を散水車が水をまきながら清掃しています。駐車場も道路も落ち葉を片付けている人がいます。
団地の建物の前には高い木がいっぱいですので、落ち葉には事欠きませんが、それが道路にはありません。
道路の横断地下道も水で洗っていました。そして地上の石壁を磨いていました。
そして洗濯物が外に干されていません。
暖房はセントラルヒーティングです。電気でお湯を沸かして全戸に流しているのです。
9月下旬からそのお湯が流されたと言っていました。
電気料は人数で計算されるのだそうです。ガイド氏は4人家族で月に220ルーブル・・・・日本円で400~500円というところでしょうか。
スーパーマーケットで見た食材のお値段が、日本に比べて半値か、野菜や果物は嘘のような価格でした。
暮らしていく基本の物のお値段が安いということでしょう。
医療費についてもそうなのでしょう。
年金が40.000円位であっても、暮らしていけるということなのでしょうね。
出かける前、年金の支給年齢を繰り上げで、ロシアでデモが起きているニュースを聞いていました。
物乞いやホームレスがいない・・・・・それを聞いた時、寒いからねと一瞬思いましたが、家賃が払えなくてもアパートから放出しないのだそうです。
ガイド氏が偉大なるロシアの話をしてくれました。
日本のマスコミはその話を流さない、と何度も口にしました。
私が高校生だった半世紀も前の話です。社会科の授業で、1国ずつ新聞等で拾ったことを集めるという課題が出されました。私に与えられたのは、そのころのソビエトでした。
1ケ月新聞を隅から隅まで探しても、ソビエトの記事はほとんどありませんでした。
一人ひとり発表の日、そのことを恐る恐る言いましたら、「それが分かっただけで十分」と言われました。
そんな時代だったのです。
あれから半世紀、近くて遠い国の印象は今もそうはかわっていませんでした。
しかし実際目にしてみると、ガイド氏の話は別にして、この国はまさに偉大な国なのだと思いました。
広いロシアのモスクワとサンクトペテルブルクの2つの点の、それも観光の目玉をサラーつとつまみ食いしただけで、何を見たと言われればまことにその通りです。
今回ほとんど美術館めぐりみたいな物でした。そこで目にしたものは、まさしく権力そのものでした。
この国の歴史・・・・・出かける前ににわか仕込みで流れだけは頭に入れていきましたが、その知識無くして物だけ見てもよく分からないというのが本音でした。 お読みいただきありがとうございました。 依田美恵子 軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家 <div align="center"> <strong> 【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】 </strong> </div> <a href="//house.blogmura.com/chumonhouse_contractor/ranking.html?p_cid=
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