日曜日、42年前の五つ子ちゃんのテレビを、巻き寿司を巻きながら見ていた。3日の節分、みんなお出かけで母と私だけだったから、豆まきも恵方巻きも日曜日に日延べしたのだった。
お稲荷さんを詰めていたちーちゃんが、テレビの中の五つ子ちゃんの女の子が「運動会がうれしくないもの」だったというナレーションに「私もだよ」と深く同調した口調で言った。
まあーわからないではない。我が家に生まれた娘と来た嫁は運動が苦手・・・・が家風なんだな。
これが生まれた男子とくれば、運動は得意とくる。
ちーちゃんの言葉に、私も深く納得したのであった。
豆まきの鬼役の息子が一緒の時間にこれなかったので、ちーちゃんと男子3人で豆まきとなった。
小1は、まだ鬼のお面も欲しかろうと用意しておいた。一番下は、どうしても歳相応の遊びを省略されがちである。兄たちのペースで物事が進んで行ってしまうから。
家の中にあった滑り台も車も、兄たちの勢いでは危なかろうと、片付けた時の三番目の寂しそうな顔が忘れられない。
ごめんね、怪我をしないうちにだからね。
だからたまには小さい子のペースにあわせなきゃあね。
ちーちゃんに言わせれば、豆まきの直球がとても痛いので、鬼にはなりたくないのだとか(笑)
野菜が相変わらず高い。たまには緑色が欲しいわとレタスを買ったら、結球してなくて中まで外側のようなものだった。
寒さが効いているのかも。きゅうりもスマートすぎるし、この時期台所を預かる主婦は大変だろうな。
農家は昔から越冬野菜を保存する習慣がある。白菜・キャベツ・かぼちゃ・じゃがいも・大根・ネギ・ヤーコン等をモロや発砲スチロールの箱にいれてある。
だから基本的に野菜コーナーはスルーで通る。
野菜は採れた時使い切れないものは、加工して貯蔵しておく。
冷凍庫には、福神漬け・ナスの辛子漬け・ゴーヤの佃煮・夕顔・干瓢・プルーンのジュムも1年分・コーンに、切干大根・ヘソ大根も孫たちの好きな筍ごはんの具も、山椒の実も山椒のペーストも入っている。
食品庫にはナスのオリーブオイル漬け・トマトのピクルス、きゅうりのピクルス・梅酒・馬ぶどう酒・棗酒・らっきょう漬け・梅漬け・粕漬けにお味噌が1年分仕込んである。
大豆に青ばつにペチャ豆がこれも1年分。
これらはほとんどが夫が作ってくれた物を私が加工したもの。
こう書きだしてみて・・・・自分を褒めた。
「大草原の小さな家」の自給自足生活にあこがれてきたから、ようやく自分で仕切れる歳になったから、いっぱいいっぱい料理したいから。
小さなずくが食卓を豊かにしてくれるのがうれしい。
男子3人がお餅に反応したというので今朝、白いお餅と豆餅の2臼ついた。
たくさん食べて大きくなってほしい・・・・男子3人はみんな小柄だからね。
依田 美恵子 軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家 <div align="center"> <strong> 【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】 </strong> </div>
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