昨日でしたでしょうか。NHKでプルーンのことを放映していました。
冷蔵庫に入っている野菜を全部・・・・いえ8割方出して、料理をしまくるのが、休日のこの頃の日課です。
夫が丹精込めたものを無駄にできないから。最近葉物ができるようになって、料理の幅が広がります・・・・というか・・・たくさんの種類を作らねば(笑)
青梗菜はクリーム煮に、小松菜は豚肉と炒めて、ナスはど~んと1.5キロを辛子漬けに、きゅうり・ナス・青紫蘇・茗荷・オクラ・ピーマン・しし唐、それにいただきものの超辛いピーマンも、ひたすら細かく刻んで「だし」に、さらに残ったお野菜を揚げ浸しにします。
かぼちゃに少し残っていたさつまいも、ピーマン・ナス・オクラをたっぷり揚げて、味付けしたお出汁に付けます。
まだまだ残っていたセロリときゅうりを早漬けの素で漬けました。
この時点で2時間経過。
友人のところへ料理を届けに行った後、夫と長野に向けて出発です。
善光寺大本願の鷹司上人さんの米寿を記念して、開催されている「花結び展」が本日までなのです。
昨年信濃毎日新聞に連載されていた、鷹司玉上人さんの「仏の道、衣の道」を読んでいて心惹かれていたのでした。
しばらく前に、この連休中に「花結び展」が開催されることは知っていたのですが、プルーンの収穫期で無理だと思っていたのでした。
でも台風で早めに収穫を終えましたから、「行きたい!!」になりました。
夫が同行してくれることになり、先日の涼しさが嘘のような上天気の中、高速に乗り1時間ばかりで到着です。
「つるし雛」でも、花結びをすることがあるのですが、いまだに解説図を見なければできない私です。
作品を見ると、もう驚きです。
上人さん作の「唐組平緒」など、緻密で根気の塊みたいです。
善光寺に入山した時に着用した黒の振袖やご自身で縫われた袈裟など、興味深くみさせていただきました。
また同時開催されていた「花結び作家の田中年子さん」の作品も、素晴らしい物でした。
棗の仕覆の結びの数々・・・・その昔お茶に毒を入れられないために、茶人は自分の結びを持ったのですね。
その複雑さ...絶対マネできないわ。殿様の毒殺の心配の無くなった時代になって、この文化は衰退していったのでしょうね。
会場の隅で体験教室も開かれていました。「お教室が長野にあるのでしょうか」とお尋ねしましたら、ないそうです。「東京にいかないと」だそうです。
少しポチャっとしました。まあ習う覚悟があるならば、新幹線で長野は20分、東京は1時間の違いだけですからね。
お茶席もご用意されていました。18日は方円流のお紅茶席でした。私初めてお紅茶道があることを知りました。お聞きしましたら、その方がお稽古を始めた20年前にはありましたとおっしゃっておられましたから、無知は私ですね。
イギリスのロイヤル・アルバート窯のOld BOuntry Rosesの美しいバラ柄の紅茶茶碗でダージリンをいただきました。
お点前はとっても共通していました。
お茶席の短冊に上人さんが「我が生涯 たずね求めてたどりしは 衣の道にて み仏のみち」と素晴らしい字でしたためられていました。
会場には上人さんの書が何幅も飾られていました。
帰り際、受付に座られておられた上人さんに、深く頭を下げてご挨拶をして帰ってきました。
依田 美恵子 軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家 <div align="center"> <strong> 【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】 </strong> </div>
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