8月5日は区主催の平尾山森林セラピーです。昨年に続いて2回目の参加です。今回はちーちゃんとちーちゃんパパも参加です。
軽井沢の野の花美術館主催の野の花散歩に参加したちーちゃんが、お花に目覚めたようです。
今年は人数も多くて案内してくださる方もお二人です。
遊歩道に入る前に準備体操をします。捻挫しないようにしっかり足首も回しました。
遊歩道の入り口で、さっそく「くさぎ」と言う木の葉の匂いをかんで、その名前の由来を聞きます。葉の匂いがいい臭いではないのだそうです・・・・それほどでもありません...紫陽花に似た花ですが、実は赤いガクの上に紫色だそうです・・・・写真見せてもらいました・・・・本物は秋にもう1度ですね。
この山に自生しているのかどうか不明ですが、昆虫館の脇にたくさん植えてあるようです。
次はダンコウバイの葉です。春先一番に咲く黄色の花です。葉はすがすがしいいい匂いでした。
ヤマウルシ、これはかぶれますからと説明してくださる本人は素手で触っています・・・・強い方もいらっしゃるものですね。
そしてフシグロセンノウの赤オレンジの美しい花に出会います。私もこの花大好きです。
その横に咲く黄色の花は「丸葉岳ふき」で、この辺りには自生していないものだそうです。どなたかが植えられたのでしょうね。その横には西洋紫陽花が咲いていましたから、この辺りは人工のようです。
その横には「ヌルデ」です。ウルシの仲間でよく似ています。その葉がぶつぶつして盛り上がっているのは、アブラムシの仲間の虫こぶだそうです。秋になると中が紫になって、しばらく前はインクとして使われて、さらに昔は「鉄漿」に使われていたのだとか。
花筏です。花の時期ではありませんが、葉の中央に花の咲いた跡が分かります。ただ雄の木でしたので実はなっていませんでした。遊歩道の途中で雌の木を発見。そこにはちゃんと実がついていました。実は青い実が赤くなって、そして黒くなって最後は落ちてしまうのだとか。
花筏・・・・きれいな名前の木ですね・・・・こんな身近な山にあるなんて不思議な思いでした。
カブト虫館の横には、エノキが植えられています。エノキはオオムラサキの植生なんですね。エノキは枝を広げて木陰を作るので、一里塚によく植えられていたのだとか。
オオムラサキの羽の色は、雌は赤で、雄が紫なんですね。えー実物ちゃんといましたよ。でもなかなか羽を広げないから、ムラサキが確認できないけれど。
最近話題の「ヤマカカシ」がいましたが誰も驚きません。構わなければ襲ってこないのだそうです。
桧の葉をかいで、この葉は線香の材料になるなんて知識も教えてもらいました。
栗にコナラにクヌギの違いも。コナラは細長いどんぐりでクヌギは丸いどんぐりなんですね。
天然林の赤松の林にだけ自生する「ねずみさし」。ほんとうにとげとげしていて昔のねずみ除けなんだとか
平尾山の赤松林、20メートル以上のまっすぐな木がいっぱいありました。梁にはならないほどまっすぐ。でもあちこち松枯れして伐採されて薬剤をかけられてシートを掛けたものを見ました。
タケニグサ・・・・小さい頃から竹を煮る時に使うときいていましたが、何のためには知りませんでした。竹を曲げやすいのだとか。また茎からは橙色の汁が出るのですが、その切口が竹に似ているからともいわれているのだとか。
ほうばの木が見えます。ほおば味噌にしたいわね。でも下のほうに葉はないのですね。
たくさんのお花も目にしながら、松林の中にシートを敷いてそれぞれ横になって、思い思いの時間を過ごします。
秋を思わせるうろこ雲が、すごい勢いで青い空を駆けていきます。木の葉に太陽があたりキラキラと輝いています。陽の光を浴びれたものだけが生き残っていく自然界です。目を瞑れば幾万とも思える虫の音とセミの声です。
穏やかな時間です。
この後カブトムシ館によりたくさんのカブトムシを見ました。セミが出てきた穴がたくさんあって、そのヌケガラもいっぱいです。
ここは子供たちにとって夢の世界の様です。
また来たいね・・・・そうこんな近くだもの何回も来たいよね。
ちーちゃん夏休みの自由研究これで完成するかしら。
その後パラダの温泉につかって帰ったのでした。
依田 美恵子 軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家 <div align="center"> <strong> 【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】 </strong> </div>
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