旅行記を書きたいと思いつつも、なかなか時間がとれずに記憶だけが薄れてしまう。
バロセロナ3日目はオプションに入れた「サグラダ・ファミリア」を午前、そして午後「モンセラット観光」を入れたのだつた。
サグラダ・ファミリアには市内観光がセットになっていた・・・・・えーそうなのと私・・・・サグラダ・ファミリアの時間がいっぱいがうれしいのに。
サグラダ・ファミリアは前もってチケットを手配していないと入れない状態。当日券売り場には誰も並んでいない。つまり当日券はないということらしい。
入場券を手配する時間がなかった私たちは、オプションをいれたのだったが、集合場所で「鐘楼」に登るチケットは取れていないことが判明。今回は是非にと思っていたのに、またもや宿題を残してしまったか。
バスはコロンブスの塔を眺めつつ、モンジェイクの丘に向かいました。その丘から市内を眺めた。
ここはオリンピックの施設がたくさん残されている。丘というからには坂道です。1992年のバロセロナオリンピックのマラソンのゴールはこの坂道だった。あの銀メダルを取った有森裕子さん森下広一さんのことを思い出した。40キロも走ってきて最後がこの坂道ですから・・・・・すごいことだと。
「サグラダ・ファミリア」はすごい混雑。周りの人はすべてスリだと思ってと言われてバックをお腹に抱え込む。
4年前に比べれば確実に建設が進んでいる。新しいところは色が違う。生誕のファサードの入り口のブロンズの扉はつい最近取り付けられたものである。作者は外尾悦郎氏・・・・彼の作品はサグラダ・ファミリアには数多い。
緑色の蔦の葉のしころどころに、昆虫の番がいるのだ。
最近作られたものなのに、少しの違和感もない。
中に入る。たしか4年前はステンドグラスは全部閑静していなかったような記憶だが、今回は全部入っていて、白いステンドグラスが新鮮であった。
美しいステンドグラスを通して光が入るこの教会は明るい。どこの聖堂も対外暗くてよく物がみえないのが残念だけど、ここは明るい。
外部のイメージと内部の雰囲気の違いに一番驚く。最初の時は宇宙人の世界かと思ったくらい。
さすがに2度目にその感動はなかったが、その分細かいところをチェツクできた。
鐘楼に登れない分、地下の博物館を見学。有名な「逆さづり模型」は見えたけれど、分盲で、何も見ても想像を働かせるしかないとこが悲しい(笑)
わたしが一番好きなのは「受難のファサード」、本当にシンプルだけど、そのシンプルゆえに深い悲しみを感じさせるところが。
目に見たものを心の奥にしまい込む。言葉に出すのは難しい。静かにこの感動を胸のうちに・・・・。
塔は完成すれば全部で18本、しかし今は8本である。今の塔の高さは107メートルだが、キリストの塔は172.5メートル、マリアの塔は145メートルになるという、これらを含めあと10本残されている。
この国は地震がないらしい。過去の戦火にも残りこうしてあることに畏敬の念を感じる。カウディの没後100年の2026年の完成を目指しているときいていたが、もう少し早くなるのではないだろうか。
入場料もその役にたっているだろうし、一番は鉄筋とコンクリートとレツカーかもしれないと思った。
完成したら、今以上の混雑になるだろうから、今見られてよかったかもしれない。
オプションツアーには14名位の参加。みんな個人旅行できている方ばかり。日本人の現地ガイド氏、運転手さんは紹介するのに、午前も午後のガイド氏もご自分の名前を名乗らなかった。
個人旅行でトラブルになった時に巻き込まれるのを避けたいのかなあーなんて推測した私。
鳩があちこちにいる、そして甲高い鳴き声はインコだという。25年前のオリンピックの時に放されたし、10年くらい前に飼っているインコを放そうという運動があって野生化しているのだという。
ヨーロッパのツバメは日本のツバメよりも大型である。
個人旅行は空を眺めている時間もある。こんな旅か私は好きなのかもしれない。
なるべく忘れないうちに続きを書きたい。
依田 美恵子 軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家 <div align="center"> <strong> 【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】 </strong> </div>
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