バロセロナ初日、ホテルの目の前のカテドラルの見学。前回の時はここで解散して午後は自由行動となった。私たちはこの時中に入ってみたが、ここを見学しないでしまった方が大勢いた。
1298年から150年の歳月をかけて建てられた大聖堂。ステンドグラスが美しい。礼拝堂の左右には小さな礼拝堂がいくつも並んでいる。礼拝に見える方が、それぞれの好きな礼拝堂に、ロウソクを上げている。そのロウソク、小銭を入れるとランプが付く。火ではないところが現代的でもあり火災の心配もないところがいい。
大聖堂の前で女性が大判のスカーフを売っていた。教会だから露出した肌がNGなのだ。
ゆっくりゆっくりと時間をかけて見学をする。小さな礼拝堂もひとつひとつ丹念に回る。急ぐ旅ではない、何か勉強する旅でもない、ただ心に沁みる物を求めての旅であるから。
キリスト教に縁のない私たちは、静かに頭をさげるのみである。
出口に回って回廊に入る。石の床が長い歴史を経て、丸くなって光っている。幾多の人がここを訪れたのだろう。
カテドラルを出て、左に曲がると細い小道になる。その両側の建物は13~14世紀の建物である。その両脇の建物が、小道の上に渡り廊下でつながっている。 それも2階と3階の2つある。その彫刻がステキで、この後何回もこの下をわざわざ通ってその景観を楽しんだ。
この小道の先はサン・ジャウマ広場になり、広場を挟んで自治政府庁と市庁舎が向かい合う。賑やかな笛の音に何事かと思ったら、デモだった。 何のデモなのかしら・・・・・言葉がわからないと不便なのね。
カテドラル正面を見て、左側の小道を行くと「王の広場」に出る。こちらも14世紀に建てられたもの。石の文化はすごい。 この広場、コロンブスが新大陸発見の報告にカトリック女王イサベルに謁見したという舞台になった場所。
半円形の階段が有名。
その広場を下った左側が「市歴史博物館」である。もとは貴族の館だったところを修復工事をしようとしたら、ローマ時代の城壁が発見されたのだとか。
そこにはローマ時代の公衆浴場やプールや水路、ワインの製造の跡・・・・・セラミックが使われていたのにはオドロキ!!
日本語のイヤホンガイドがあるので分かり易い、じっくりと小1時間古い時代に心をはせることができた。
そこからランブラス通りに出て、お目当てのサン・ジョセップ市場へ。前回の時、日曜日でお休みだったのだ。今回はここのバルで昼食することにしていた。
きれいにデスプレイされた果物や野菜にお魚。チーズ・ハム・きのこ・オリーブ・肉等のあらゆるものの専門店がぎっしりと並んでいる。
スペインの人たちの昼食は2時からなのだそうだ。だから混雑する前に市場の中のバルのカウンターに座りこむ。カウンターに並ぶショーケースの中の食材を指差すと料理して出してくれる。
イワシのから揚げやマリネ・いろんなキノコのオリーブ炒め、焼きアスパラなどをチョイスして白ワインで至福の時間を過ごす。
午後は翌日入れたサグラダ・ファミリアのオプションの集合場所を確認すべく、凱旋門に行く。
この凱旋門、実際には使われたことのない凱旋門なのだそうだ。
凱旋門の南側は大きな公園に続き、動物園がある。
トットコトットコ歩いて戻り、夕食の場所を探す・・・・・この国の夕食時間は8時からなので、レストランが開くのが待てない。
気にいったバルを見つけられず、適当なレストランで妥協。ここにきて欠かせないパエリアとガスパチョをここで堪能、しかし私には味が濃すぎるみたい。
さんざん歩いたので、ビールがおいしい。バロセロナビールなかなかおいしいビールでした。
ホテルに帰ったら、カテドラルの前で「サルダーナ」の踊りの輪が見えました。しばらく前NHKで日曜日の昼に踊っていると放映したのを見ていました。その時は旅行の予定はなかったけれど。
これは参加しなくては・・・・・ビールの勢いですか・・・・。いくらか寄付をするとシールを張ってくれます。
年配の人の輪ならいいかも・・・・と入ったら・・・・・リーダー格の女性に出されてしまいました。「この人のステツプを見て練習しなさい」と言葉はわからないけれど、万国共通語でわかりましたよ。
このステップ簡単そうなんだけど、実際やってみると難しい!! だんだんテンポが上がっていくし・・・・能力がないのがよくわかったわ。
一番上手な輪に入ってしまったのね、皆さんシューズから違いましたもの。
まあーなんでも参加することに意味があるということで。この日は26.000歩・・・・時差関係なくパタンキュー。
続きはまた。 依田 美恵子 軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家 <div align="center"> <strong> 【 中島木材のホームページは <a href="http://www.nakajima-sc.com/" target="_blank">こちら</a> 】 </strong> </div>
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