本日より後半戦です。
送り盆をして空を見上げればもう秋です。いつのまにかシュウメイギクが咲き始めていました。窓の外はコロコロとコオロギの声がにぎやかです。
長いように思えた子供たちの夏休みも18日で終わります。「7月の下旬に戻りたい!!」はちーちゃんの願いです。
早めに片付ける予定でいた宿題も、やっぱりそれなりに残って、最後の仕上げに余念がありません(笑)
今は宿題帳は家庭で点検です。可愛いですよね、絶対解答を見ないでいるんだから。
私は静かなお盆を過ごすべく、事前に準備万端整えて、「つるし雛」をする予定でした。
主婦ですから、3度3度の食事の支度はついてまわりましたが、それでも朝昼のお片付けは、ちーちゃんがやってくれたので大助かりでした。
13日の迎え盆の夜、嫁ちゃんが「お母さん何とか言ってください」と持ちかけられたのが、なんとお盆休みに日本海まで自転車で行くという話でした。
息子と小4年と小2年の3人でです。
そんな寝耳に水の話・・・・それも明日出発なんだとか。嫁ちゃんが言うことには、せめて泊まるところだけはちゃんとしたホテルか民宿でしてほしいと意見をしてくれとのこと。
寝袋持参で野宿の予定なんだとか、10時間で着けるはずとのこと。
頭ごなしに反対は出来ないけれど、小2には少々負担が大きすぎないかしらねと、やんわり予定地の変更を提案した私です。
息子にしてみれば、早くから計画を立て、3人で事前準備も怠らなかった様子です。
子供はともかく自分は来年は辛いかもしれないから・・・・・と計画変更はありません。
翌朝新潟の直江津めざして、朝の5時に出発したのでした。
10時に更埴、1時に飯綱町と時々連絡が入ります。3時に信濃町当たりだったでしょうか、コンビニがな~いとメールが入ります。
いつ迎えに来てという連絡が来るか、みんなおちおちとした気分ではありませんでした。
そのあと明るい内に、海に着けそうという連絡が最後でした。それにしても着いたという連絡位くれればいいのになんて思っていたのですが、その頃
息子の自転車がパンクしてしまったのだそうです。ガソリンスタンドで直してもらえるはずなのですが、最近はセルフだったり、直す人かいなかったりして
、最後の10キロは歩かざるを得ないことになったようです。
最後はパンクした自転車をゴリ乗りしたりして、夜10時に直江津港に到着して、佐渡汽船のフェリー乗り場の横の公園で野宿になったのでした。
走行距離139キロメートル、所要した時間は18時間。小2は最後は眠くてたまらなかったようでしたが、体力的には問題はなかった様子。
一番の難所は、新潟との県境の標高差300メートルの峠を越えるあたりだったとか。
小4の自転車には走行距離が出るので、途中にあるコンビニの名前とそこまでの距離を記録に残してきていました。
だから途中で、コンビニがな~い、となった様子です。
走れたという達成感は子供たちにとって、いい経験となったことでしょう。
でもね・・・・私たち車2台で迎えにいきましたよ。高速で144キロメートルありました。
本当は帰りも自転車のつもりだったようですが、自転車が乗れる状態ではなくなってしまったから。
そのう ちに、リツク担いで世界中歩く原点は、ここにあったなんてことになるかもね、と夫と話したのでした。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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