夕食の片付けも済んで、入浴前に汗をかく仕事を済ませようとお座敷に入りました。梅雨明けを待って家中の布団を干すために、スタンバイさせているのです。カバーはみんな洗ったのに、肝心な布団を干す日がやってきません。
いつもなら布団を干すのと、カバーを洗うのと同時だったので熱い布団を汗をかきかきの作業でした。考えてみたら熱い仕事にすることはないと気がついたのでした。
カバーをかけようと始めた途端です。パチッという音と共に家中の電気が消えました。夫がブレーカを上げますが、その瞬間にパチッと切れます。
どこかで漏電しているのでしょうね。家中のコンセントを抜いてみますが、何が原因なのか見当がつきません。
「う~ん」迷ったのですが、このまま明日を待つのも不安ですし、冷凍庫の中身が心配だしと、パートナー会社の羽毛田さんに電話をしました。
時計を見れば8時です。どのブレーカですか?と聞かれてメインですと言ったら、今行きますと言ってくれました。ありがたいです。
羽毛田さんがテースターでどの配線回路なのか探します。6番回路のようです。「図面ありますか?」と聞かれて一瞬??????
とりあえず電気がついたので、夫は家のファイルを持ち出しました。私はといえば・・・・どこかで見たハズとお座敷の袋棚を開けました。
2年前そこにお茶のお道具をまとめた時に、見た記憶があったのです。3枚の図面、奇しくもそれは電気の配線図でした。こんなラッキーありません。
夫のファイルには一般的な図面がファイルされていましたが、電気図面はありませんでした。
そしてそして原因はといえば、ブレーカの横のシステムキッチンの昇降装置でした。この昇降装置、設置してまもなく雷で基盤が壊れたのでした。それを修理したのに、また壊れてしまいました。
その昇降装置が止まった場所がたまたまよかったので、そのままにしました。
私は最初から昇降装置が好きではなかったのもあるのです。偶然購入したシステムキッチンがそうなっていただけのことだったのです。
だから5年も壊れたままにしていました。それがここにきて漏電したのです。
なるほど…壊れたままというのもよくないのだと知りました。
ちょうど1時間ばかりの停電でしたが、冷蔵庫に張り付けてあったおもちゃのような懐中電灯までが役にたちました。なんの光もないところで階段を下りるのは怖いものです。
羽毛田さんは平日はお酒を飲まないそうです。こんな事態にいつも対処できるようにしているのだと思います。
本当にありがたいと思った夜でした。
皆様もご注意くださいね。
依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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